発達障害のある子の「自尊感情」を育てる授業・支援アイディア みんなですぐできるプログラム30 学研のヒューマンケアブックス

小島道生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784054054585
ISBN 10 : 4054054587
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
158p;26

内容詳細

子どもの場合は、「私っていいところがある」「自分のことが好き」という意識です。日本の子どもたちの自尊感情は低いとよくいわれます。特に発達障害のある子どもたちは、失敗したり叱責を受けたりすることが多くなりがちなため、「どうせボク(わたし)なんか…」と発言することもめずらしくありません。この本では、「とにかくほめる」「達成経験を積ませる」などの画一的な対応にとどまらず、授業などでどのように自尊感情の低下を予防し、低下した自尊感情を高めるのか具体的に解説しています。

目次 : 第1章 自尊感情とは(自尊感情の大切さ/ 子どもの自尊感情とは ほか)/ 第2章 自尊感情の育ちを支える支援の基盤(賞賛・叱責を見つめ直す/ 集団の中で居場所&活躍機会を確保する ほか)/ 第3章 自尊感情を支える力を育てる(多面的な自己理解を育てる/ 時間軸を育てる ほか)/ 第4章 授業&支援アイディア30(自尊感情への授業&支援アイディアを実施するにあたって/ 自尊感情の授業&支援の前提条件 ほか)/ 授業・支援アイディア30(自分再発見1:自分のよさに気づこう/ 自分再発見2:いろいろな自分に気づこう ほか)

【著者紹介】
小島道生 : 岐阜大学教育学部特別支援教育講座准教授。博士(教育学)。学校心理士。研究分野は、発達障害心理学、発達障害心理臨床。教育相談活動、学校教育現場の巡回相談などを行いながら、発達障害のある子どもや家族、さらには学校教育現場への支援と研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひろか さん

    「自尊感情が低い」「自尊心が高くなるように」との見立ては多いが、ではどうするのか、ということは「ほめる」以上には出にくい。本書では、@自己の再認識、A他者からの変容、B原因帰属の変容をキーワードに、個別・集団での実施可能なプログラムを紹介。言ってみれば、「自尊感情」という≪認知≫を強めることに焦点化された認知行動療法なのだが、すぐに実践できそうな内容にまとまっている。

  • nano87_coco さん

    発達障害がなくとも、自尊感情が低い人の心に届く内容。 子供向けなので厳しさ?「○○するべき」という内容がなく、温かい。 自分の自尊感情のためにも(他の人への尊敬心・見る目を変えるためにも)読んだ。「当たり前だ」と出来ることや、することを決めつけていた私には、どういうところをほめればいいんだろう・・・、どういうところを温かく迎合したらいいのだろう?と境目がわからなかったが、人間のだいじな基礎的な部分が詰め込まれてる感じでした。 やり方は違ってもいいけど、全員幼稚園とかでやった方がいいんじゃないかな…?

  • ソマ さん

    読書開始日 20150202 読書終了日 20150202 褒め方にもポイントがあるってのは、まさに「どうにかして褒めなきゃ」と必死になりがちな自分には耳が痛かった。また、指導者側の自尊感情も子どもに関係するってのは納得できた。どんなに障害が重くとも、接していてこちらも笑顔になっちゃうような子って、親が愛情を持って育ててるのがよく分かるので。子育てしてる自分への自尊感情が失われていないってことだから。親ではない自分も、子どもの良いとこ探しをして少しでも生きにくさを軽減させてあげたいと思える一冊だった。

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