ミステリ映画の大海の中で 叢書20世紀の芸術と文学

小山正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784871985765
ISBN 10 : 4871985768
フォーマット
発行年月
2012年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
小山正 ,  
追加情報
:
570p A5

内容詳細

映画ファンと読書家に捧ぐ 史上空前のミステリ映画ガイド

埋もれた名作から 衝撃の最新作まで 映像史を覆す 傑作・怪作・珍作のすべて!《「ミステリマガジン」に1998年から連載中! 》
著者が調べたところ、19世紀末に映画が誕生してから2016年までに公開予定の劇場映画とテレビシリーズでのミステリ作品の総数は、6~7万本だという。
とても、ひとりの人間が生涯をかけても全てを観ることはできない!! さあ、どうする。
【著書、小山正氏はこう書く。
なんとも混沌たる中で、とめどもない彷徨を続けているわけだが、しかし長い旅のおかげで、さまざまな名作、秀作、怪作、珍作に巡り会った。例えばそれは、次のような作品群である】
しかし、単純に作品名を列記するのでは芸がないので、クイズ風に記してみよう。
 さて、皆さん。以下の@からDの質問に、いくつ応えられますか?
@史上最初のミステリ映画。つまりミステリ映画第一号作品のタイトルは?
Aミステリ映画史上、もっとも映像化回数が多い原作と、その映画とは?
Bミステリ作家が生み出した主人公を、著者自らが主演したハードボイルド映画とは?
C書いた小説のすべてが映像化されている、映像化10割打者のミステリ作家とは?
D本格ミステリ黄金期の作家アントニイ・バークリーの小説が影響を与えた、韓国映画とは?

【本文より】
徒然なるままに、ミステリを読み、ミステリ映画を鑑賞していると、ちょっとした疑問や不思議なエピソードに出会うことが多い。それを調べるために別の書物を読み、関連する映画を観て、再び本を漁るうちに、またしても新たなる謎が生じ、今度はその答えを探るために、またまた違う本と映画、周辺の映画と本をひも解いてゆく。かくして私は、果てしなく連鎖/拡散する活字と映像の迷宮に迷い込んでゆく・・・。

【著者・小山 正 (おやま ただし)】
1963年、東京生まれ。学生時代は慶應義塾大学推理小説同好会に所属。
テレビ局に勤務し、ドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー等の番組を制作。
そのかたわら、ミステリ・映画・音楽に関するコラムや解説を執筆。
主な編著に『バカミスの世界』(小山正とバカミステリーズ編、美術出版社)、『バカミスじゃない!?』(宝島社)、共著に『越境する本格ミステリ』(扶桑社)、『英国ミステリ道中ひざくりげ』(光文社)、他。


【著者紹介】
小山正 : 1963年、東京生まれ。ミステリ&映画研究家。学生時代は慶應義塾大学推理小説同好会に所属。テレビ局に勤務し、ドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー等の番組を制作。そのかたわら、ミステリ・映画・音楽に関するコラムや解説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 朝日堂 さん

    これは大海どころではない。大宇宙と言っても過言ではない。ミステリ映画のほぼすべてを網羅した大辞典である。それなりにミステリ映画は観ている方だと思っていたが、これほど知らない映画が出てくると、井の中の蛙大海を知らずである。『雨の午後の降霊祭』『死んでいるのは誰?』『悪魔の異形』などタイトルだけで観てみたい作品はあるものの、当然レンタルショップには置いておらず、DVD等を買わなければ観られない。ミステリ映画ファン必携の書。

  • hikarunoir さん

    謎解きに興味ないがトンプスン論があると聞き手に取るも僅か。だが殆ど日本人は関心ないフィルムノワール、TVM「堕ちた天使たち」の言及等はお得。

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