光と重力 ニュートンとアインシュタインが考えたこと 一般相対性理論とは何か ブルーバックス

小山慶太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062579308
ISBN 10 : 4062579308
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
296p;18

内容詳細

1665年、ペストの流行で閉鎖された大学を去り、孤独の中で次々と大発見を成し遂げたニュートン。それから240年後、特許庁で働きながらひとりで特殊相対性理論を作り上げたアインシュタイン。ともに孤独を愛し、研究に没頭することを好んだ二人の天才をとらえたテーマ「光」と「重力」を通して、彼らの思考にせまります。

目次 : 第1章 奇跡の年―天才性の爆発(エリザベス女王の嘆き/ ニュートンの回想 ほか)/ 第2章 光―天才を捉えしもの(プリズムを手にしたニュートン像/ 光の変容説 ほか)/ 第3章 重力―統一への指向(カントとコペルニクス/ 地動説は天動説の相似形 ほか)/ 第4章 近代物理学の発展―ニュートンの遺産(ニュートンが示した扁平な地球の形/ 地球測量の大冒険 ほか)/ 第5章 現代物理学の発展―アインシュタインの遺産(パラパラ動画「少年と原子」/ 電子顕微鏡による原子の撮影 ほか)

【著者紹介】
小山慶太 : 1948年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。理学博士。早稲田大学社会科学総合学術院教授(科学史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かりん さん

    ニュートンとアインシュタインは孤独に研究をして素晴らしい発見をした。その発見は古典力学から量子力学へとつながる。二人の研究人生を追って、物理学の歴史を辿ることができる1冊。物理学、哲学などの区別なく、ひとまとまりに「科学」として専門を持たずに様々なことを研究していた時代、いいなぁ、と思った。

  • Happy Like a Honeybee さん

    彼は一つの時代のひとではなく、あらゆる時代に通用する(ベンジョンソン) ニュートンとアインシュタインの人生と研究結果を考察する一冊。 相対性理論に関する特殊と一般。空間を記述する道具としてのリーマン幾何学。ハレー彗星の記録。月におけるハンマーと羽根の実験。宇宙空間は動的に膨張を続けるのか。私たちが今この瞬間に生を受ける事は、果てしない奇跡の連続。

  • 霹靂火 雷公 さん

    専門的な証明は紙面の都合上コラムで纏められていて素人には理解できなかったが、光学と物理学が両輪となって進歩し続けている様子を概観できてよかった。

  • 黒豆 さん

    理論中心の解説かと思ったが、2人の天才性(一人で論文を書き上げた)を強調したどちらかと言えば歴史書だった。興味を持ったのはアインシュタインのノーベル賞受賞講演で受賞した光電効果ではなく相対性理論を取り上げた事。

  • リュウキ さん

    これは物理学科の人でないと理解できないのでは?と思った、少なくとも工学部の人間では無理でした・・。ただ、所々、ニュートン力学の誕生のきっかけは実はケプラー運動であったことやアインシュタインの物理学上の思想など、新しい知見が得られたのでよし。一番面白かったのはニュートン力学で物体の運動が予測できないことがあるということ。現象が確率によって決まるということがあるらしいということ。物理学とは定義式さえ用いれば何でも理論的に求めることが可能だというふうに考えていたがそうでもないらしい。決定論好きだけどなー

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小山慶太

早稲田大学名誉教授。理学博士。専門は科学史。1948年生まれ。1971年早稲田大学理工学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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