Kotobuki2010

結成２５年を迎えた日本を代表する社会派のバンド、寿[kotobuki]の魂のメッセージが詰まった２５周年記念アルバムがリリース。数々のイベントを飛び回りファンを拡大させつつも、マイペースな活動を続けてきた彼等が放つ久々超待望の一般流通作品。今では演奏しなくなった人気曲のセルフカバーや、伝説となっている「エストニア・ロック・サマー」「湯島聖堂」での貴重な音源を収録したまさに集大成の一枚!!!

年間200本近いライブを生業とし、日本を代表する社会派のバンドとして長きに渡り第一線で活動を続けてきた寿[kotobuki]の結成25周年記念アルバムがリリース!!!広島出身の女性ヴォーカリスト、ナビィと沖縄出身のギタリスト、ナーグシクヨシミツの二人組みで、ロック、ファンク、レゲエの要素に八重山や沖縄の民謡も当たり前のように折り込まれた一言で語れない深い音楽性と、社会的なメッセージや生活に根ざした歌詞のナヴィのすべてを包み込むようにあたたかくて染みいる「うた」で着々とファンを増やしてきた彼等。その活動はとてもグローバルなもので、２０万人を前に熱狂的ライヴを展開したエストニア・ライヴをはじめ、中国、フィリピン、ベトナムなど海外でもライヴを積極的にこなしている。国内でも07年のフジロックに参加するなど音楽イベントはもちろん、自らのルーツである沖縄に関するイベントや、人権、環境、市民運動、教育、NGO、各国民族交流などの様々な催し事に参加しメッセージを音楽に載せて発信してきた。これまでに6枚のアルバムをリリース。メジャー・メーカーからリリースされ好セールスを記録した作品も数枚あるが、一般の流通に乗せていない作品もある。そして当たり前のように自主制作を行い、自身のペースで日々の中で感じる疑問や違和感を歌い続けてきた。またHIFANAのアルバム「FRESH PUSH BREAKIN’」に参加したり、國貞陽一によってその活動を振り返ったヒストリーブックが発売されたり、年内には彼等の活動に迫ったドキュメンタリー映画の公開も予定されるなど、その活動はジャンルレスに幅広く取り上げられてきた。今作品は、そんな彼等の結成25年を記録した集大成的な記念すべき作品。今では演奏しなくなった初期の人気作品から近年の作品まで、彼等を代表する曲を新たにレコーディングし、06年に発売された彼等のヒストリー・ブックでも取り上げられていた91年に出演を果たした独立運動フェス「エストニア・ロック・サマー91’」のライブ音源と96年「湯島聖堂」での貴重なライブ音源も収録、まさに彼らの歩んできた歴史の重みを、垣間みることができる1枚になっている。ギター&三線のナーグシク・ヨシミツがこれまで見てきた沖縄という地を表現した「金網の向こう側」。命の大切さを教えてくれる「大歓喜」や「光」。生きているというだけで、どれほど価値のあることか。そして奪われる命などあってはならないということ。彼らの楽曲は、けっして目を背けてはならないメッセージがめいっぱい詰まっている。久々実現した彼等の一般流通作品。全ての邦楽/沖縄音楽ファンは注目の一枚です。


寿[kotobuki]とは…
ナビィ(Vo)ナーグシクヨシミツ(Gu&三線)の男女二人組。琉球弧の島々で歌い継がれる島唄とオリジナル・ソングを歌いライヴ活動にて国内、世界中を飛び回る。1985年東京にて結成。年間100本から200本のライブを国内外でこなし25年の活動歴を誇る。海外はエストニア共和国〜ソビエトTOUR(1991)中国アモイ。ベトナム・ダナン。フィリピン(1999)。モルジブ諸島。ケニア(2001)。チリ・サンチャゴ。タヒチ(2002)。ヨルダン・パレスチナ難民キャンプ(2004)。南インド・コーチン(2006)韓国・仁川（2009）などのイベントに参加。国内は沖縄関係、平和、市民運動、学校・教育関係、NGO。人権、環境問題。各国民族交流、オーガニック&沖縄料理屋などなど年間100〜200本コンサートを行い、我ったーネット(寿[kotobuki]ネットワーク)を広げ日々全国横断中。これまでに６枚のアルバムを発表。（未流通作品も含む）。06年にはこれまでの活動の集大成になる寿[kotobuki]魂ヒストリーブック発表。ナビィはバリダンス活動や執筆、トークライヴ等、ヨシミツはソロ活動、詩集制作や三線演奏など個々の活動も広げている。過去流通作品は好セールスを記録するものの決まった事務所やレコード会社には所属せず、ライブのみを生業とし25年もの間活動をしてきた孤高のバンドである。