夜ふかしするほど面白い「月の話」 PHP文庫

寺薗淳也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569767758
ISBN 10 : 4569767753
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;15

内容詳細

古代から太陽と並んで身近な存在だった月。人類が初めて月に降り立ってからも約半世紀たった。しかし、最も近い天体にもかかわらず、未解明な部分も多く、月の内部の構造や地球との関係、誕生の秘密など、謎は尽きない。本書は、最新研究を紹介しつつ、こうした謎の解明に迫ろうというもの。現在、月への有人飛行も計画されており、今後ますます月から目が離せなくなるだろう。

目次 : 第1章 月と私たちのつながり(月はなぜ「お盆」のように見えるのですか?/ 「一ヵ月」の月は月と何か関係があるのですか? ほか)/ 第2章 月の素顔に迫る(月はどのくらい大きいのですか?/ 月に行くとしたらどれくらい時間がかかりますか? ほか)/ 第3章 月に秘められた謎(もし月がなかったら、地球はどうなってしまったでしょう?/ 月はいつ、どのようにしてできたと考えられているのですか? ほか)/ 第4章 月に行く、月で暮らす(五〇年近く前に月に行ったのに、いま月に行けないのはなぜですか?/ アポロ計画って捏造なんですか? ほか)

【著者紹介】
寺薗淳也 : 1967年、東京都生まれ。麻布高校卒業後、名古屋大学地球科学科卒業、東京大学大学院理学系研究科(博士課程)中退。その後、宇宙開発事業団、宇宙航空研究開発機構、(財)日本宇宙フォーラムを経て、会津大学企画運営室(兼)先端情報科学研究センター准教授。専門は惑星科学、情報科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hukkey (ゆっけ) さん

    少しずつ夜ふかしして読んだ、月に関する豆知識をまとめた文庫書き下ろし。Q&Aをベースにして、中高生でも解釈できるほど易しい解説。満ち欠けや遠近によって地球に違う表情を見せ、約38万kmも遠くに表側と裏側で異なる素顔をもつ。月は好きだけどあまり気にすることなく、知らないことも多かったので素直に楽しめた。月餅を食べる中国がお月見の発祥だったのか。まさか女性の月経まで話題が挙がるとは。まさか月に溶岩洞窟があるとは。月探査がまた気兼ねなくできるようなゆとりある世の中になって、極寒の夜14日間を乗り切ってほしいな。

  • タカボー さん

    地球という小さな惑星には分不相応な大きな衛星、月。中学生の頃にエリア51とか火星の人面岩が流行ってた時、空気の無い月面で星条旗がはためくのはおかしいのでは?みたいな事を書いてる本もありました。この本ではそんな素朴な疑問から、月が無いと地球はどうなるのかとか、月にダイヤモンドや貴金属の鉱脈はあるのかとか、月までの旅行の日数など興味深い話がたくさん。期待以上に良い本でした。

  • 井上裕紀男 さん

    大晦日の月が美しく、年の読み始めは本書にしました。月がいなきゃ地球はとうの昔に姿が変わっていただろうし、満月の光が何故神々しいのかようやく分かりました。 月の専門家がざっくばらんに解説し、天体や宇宙探査についても語る。google支援の月面レースも以前興奮して見ましたが、今なら更に楽しくなるかも。 小さいころ好きだった月をいつしか見なくなり、人生に疲れてしまったころ、再び眺めるようになりました。次に見る冬の満月がまた待ち遠しいです。皆様は、三日月、上弦・下弦の月、満月、いずれの月が好きなのでしょうか・・・

  • ゆぅ さん

    月に関する様々なテーマを分かりやすく解説。科学、天文学のお話から月で採取できる可能性がある宝石や、世界各地の月にまつわる話など、幅広く端的で読みやすい本でした。漢字が分かれば子供も理解出来そうな優しい文章です。

  • 蹴球有閑人 さん

    夜更かしはしなかったが、面白かった。 人によっては神話や伝説の方に興味を持つだろうが、「月」に関する科学的な考察が多く、参考になった。数式なども分かり易く説明してくれて、文系(!)の私でもよく理解できた。

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