読書と人生 角川ソフィア文庫

寺田寅彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044005894
ISBN 10 : 4044005893
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
追加情報
:
352p;15

内容詳細

科学啓蒙家の顔を持つ寅彦の「読書論」「人生論」等29篇収録。


近代市民精神の発見であると共に、寅彦随筆の転換ともなった「丸善と三越」をはじめ、「読書論」「人生論」「科学者とあたま」「科学に志す人へ」「わが中学時代の勉強法」「『徒然草』の鑑賞」等29篇収録。解説・角川源義、若松英輔。

【著者紹介】
寺田寅彦 : 1878〜1935年。東京生まれ、高知県で育つ。東京帝国大学物理学科卒業。理学博士。東京帝国大学教授、帝国学士院会員などを歴任。東京帝国大学地震研究所、理化学研究所の研究員としても活躍。物理学者、随筆家、俳人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    学校を卒業したばかりの秀才が先生になって講義をするととかく講義がむつかしくなりやすい(23頁)。学問の研究は絶対自由でありたい(49頁)。自分は田舎の独り子でなんの苦しみもなく暢気に育てられた方である(76頁)。 頭のよい人は、あまりに多く頭の力を過信する恐れがある(93頁)。頭がいいと思い利口だと思う人は先生にはなれても科学者にはなれない(96頁)。

  • Tenouji さん

    寺田寅彦は、いい。たまに読むと、デトックスされる感覚がある。あ、思考の垢のデトックスねw。読後、言葉と心の関係が、なめらかになるんです。

  • surucucu さん

    科学に志す人へ、科学者とあたま、レーリー卿などの科学関連の話が興味深く読めた。寺田寅彦が人の歌集を評した本文よりも、巻末の角川源義氏による寺田寅彦への解説のほうがおもしろかった。丸善と三越、一つの思考実験も考えさせられることが多く面白かったが、岩波の随筆集と被ってしまったのでちょっぴり損した気分。買い揃えるならどちらかにしないといけないか

  • ロデタ さん

    図書館本。『科学歳時記』に続きこれも読んでみた。『読書の今昔』、『科学者とあたま』『アインシュタインの教育観』、『丸善と三越』が良かった。古さはあまり感じない。

  • エムパンダ さん

    寺田寅彦初読。大正〜昭和初期の随筆集ながら、令和の現代でも色褪せない論ばかり。最近徒然草を読んだので、「『徒然草』の鑑賞」はおもしろく読めた。読書論・人生論の他に科学についての考察、句集の評論など29篇入り、1950年刊行本を底本にして字体等を読みやすく令和2年に出版されている。他の随筆集にも触れてみたい。

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人物・団体紹介

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寺田寅彦

物理学者、随筆家。1878年東京生まれ、高知育ち。筆名吉村冬彦。第五高等学校(現熊本大学)で田丸卓郎と夏目漱石に学ぶ。東京帝国大学物理学科卒業後、「尺八の音響学的研究」で理学博士号を取得。1909年に東大助教授となり、ドイツ留学後、欧米を歴訪。1916年、東大教授。理化学研究所・航空研究所・東大地震

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