基本情報
商品説明
内容詳細
「天災は忘れた頃にやって来る」の名言で有名な寺田寅彦の、地震と津浪に関連する文章を集めた。地震国難の地にあって真の国防とは何かを訴える色あせぬ警告の書。寺田寅彦が漱石門下の友人小宮豊隆に送った「震災絵はがき」のカラー図版十葉を収める。
目次 : 断水の日/ 事変の記憶/ 石油ランプ/ 地震雑感/ 流言蜚語/ 時事雑感/ 津浪と人間/ 天災と国防/ 災難雑考/ 地震の予報はできるか/ 大正十二年九月一日の地震について/ 地震に伴う光の現象/ 震災日記より/ 小宮豊隆宛書簡(大正十二年九月−十一月)/ 無題
【著者紹介】
寺田寅彦 : 1878年(明治11)、東京に生まれる。物理学者、随筆家。父は高知県の士族出身。五高在校中、夏目漱石に学ぶ。1903年(明治36)、東京大学物理学科卒業。東大助教授を経て、東大教授。地震研究所、航空研究所、理化学研究所などにも籍をおいた。科学者の視点から、日常身近の現象をとらえた独特の随筆を多く書いた。筆名に吉村冬彦など。1935年(昭和10)、逝去
千葉俊二 : 1947年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授
細川光洋 : 1967年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。現在、高知工業高等専門学校准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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モリータ さん
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人物・団体紹介
寺田寅彦
物理学者、随筆家。1878年東京生まれ、高知育ち。筆名吉村冬彦。第五高等学校(現熊本大学)で田丸卓郎と夏目漱石に学ぶ。東京帝国大学物理学科卒業後、「尺八の音響学的研究」で理学博士号を取得。1909年に東大助教授となり、ドイツ留学後、欧米を歴訪。1916年、東大教授。理化学研究所・航空研究所・東大地震
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