基本情報
ISBN 10 : 4909992502
内容詳細
寺田寅彦の代表作である随筆「どんぐり」は若くして亡くなった妻・夏子との想い出を綴り、今も人々の心を揺さぶる名筆です。そしてこの「どんぐり」を丁寧に考察し、寺田寅彦と妻・夏子を鮮明に描いた中谷宇吉郎の「『団栗』のことなど」を収録。文学的に仕上がった中谷宇吉郎の文章が随筆「どんぐり」の魅力を引き立てます。さらに寺田寅彦の随筆「コーヒー哲学序説」をくわえ、味わい深い随筆の世界へと読者を誘う一冊が仕上がりました。
目次 : どんぐり(寺田寅彦)/ コーヒー哲学序説(寺田寅彦)/ 『団栗』のことなど(中谷宇吉郎)
【著者紹介】
寺田寅彦 : 1878‐1935。東京に生まれ、高知県にて育つ。東京帝国大学物理学科卒業。同大学教授を務め、理化学研究所の研究員としても活躍する。物理学の研究者でありながら、随筆や俳句に秀でた文学者でもあり、多くの名筆を残している
中谷宇吉郎雪の科学館 : 1900‐1962。石川県生まれ。東京大学理学部を卒業し、理化学研究所で寺田寅彦の助手として勤務。後に北海道大学教授を務め、雪と氷の研究で新境地を開く。物理学者でありながら随筆家としても活躍
山本善行 : 1956‐。大阪府生まれ。関西大学文学部卒。書物エッセイスト。2009年、京都銀閣寺近くに「古書善行堂」オープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こーた さん
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kochi さん
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しましまこ さん
読了日:2022/10/10
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人物・団体紹介
寺田寅彦
物理学者、随筆家。1878年東京生まれ、高知育ち。筆名吉村冬彦。第五高等学校(現熊本大学)で田丸卓郎と夏目漱石に学ぶ。東京帝国大学物理学科卒業後、「尺八の音響学的研究」で理学博士号を取得。1909年に東大助教授となり、ドイツ留学後、欧米を歴訪。1916年、東大教授。理化学研究所・航空研究所・東大地震
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