青い種子は太陽のなかにある

寺山修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041029824
ISBN 10 : 4041029821
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
175p;19

内容詳細

寺山修司生誕80年記念企画。初期の幻の戯曲、初単行本化!
1963年夏、近代アパートの建築現場で足場が崩れ労働者が転落した。しかし現場の人間たちは遺体をそのままコンクリートの中に埋めてしまう。すべてを目撃してしまった青年・賢治は……。寺山20代、幻の戯曲!

【著者紹介】
寺山修司 : 1935年、青森県生まれ。早稲田大学在学中より歌人として活躍。67年、演劇実験室「天井棧敷」創立。劇作家・詩人・歌人として数多くの作品を発表し、演出家としても世界的名声を獲得。83年5月4日、肝硬変と腹膜炎のため敗血症を併発し死去、享年47(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • らむり さん

    アパート建築現場で、事故で死んだ作業員を遺体のままコンクリート詰めにしてもみ消し。

  • りえこ さん

    とてもロマンのある、時代を感じるお話でした。こういう作品、たくさん上演されると良いと思います。

  • yogi さん

    9月5日に阪神西宮にBARを出店した。この様な情報はこの場で書くべきではないのかも知れないが久々に寺山修司の本を読み胸が躍ったのだ店は勿論暇だ暇で良い筈はない。そしてこのタイミングでこの本を手に取り読んだ楽しませてくれた笑えたちょっと考えた現実の背中を見ながら楽しく読めた。単純に良かった

  • 土瀝青 さん

    図書館にあったので、つい読んでしまった。すごい作品でした。戯曲でした。人ひとりの命、なんなんだ。

  • ゆき さん

    隠蔽。政治家投資のアパートの中に建設途中にうっかり死んだ人を埋め込んじゃえって・・・気にせず建設し続ける。某国を思い出しました。新幹線脱線したのに埋めちゃおうって考え。ってゆーか、実際に有ってはいけないのに、本の中のお話なのに。似たような実際の事故があるとか・・・・。某国。あれが一番わかりやすい対立構造で国VS民衆ですよね。

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