寺山修司 時をめぐる幻想

寺山修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784808711139
ISBN 10 : 4808711133
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
48p;28

内容詳細

言葉の魔術師・寺山修司が30代に遺した、時計と時にまつわる珠玉の掌篇15篇に、豪華アーティスト陣が挿画を描き下ろした、異色のファンタジー画集愛蔵版!

目次 : 1 時計幻想館(魔女時計(絵・北川麻衣子)/ 花時計(絵・山科理絵)/ だまし時計(絵・小川香織)/ 見えない時計(絵・水野恵理)/ 少女の時計(絵・奥村彰一) ほか)/ 甦る寺山さんの言葉(映像作家・萩原朔美)/ 2 時計の歴史(日時計(絵・谷村友)/ 方柱碑(絵・伊豫田晃一)/ 火時計(絵・山本タカト)/ 焔時計(絵・菅野まり子)/ 振り子時計(絵・浅野勝美) ほか)

【著者紹介】
寺山修司 : 1935年12月10日、青森県弘前市に生まれる(戸籍上は1936年1月10日生まれ)。小中学生の頃より俳句、短歌、詩、童話などを創作、青森高校時代には俳句に熱中し、卒業間際に十代の俳句研究雑誌「牧羊神」を創刊している。1954年、早稲田大学入学。この年「チェホフ祭」で、『短歌研究』第2回五十首応募作品・特選を受賞。1958年第一歌集『空には本』。歌人として活躍するかたわら、詩、戯曲、シナリオ、放送劇、小説、評論などにおいても活動。1967年、31歳のときに、演劇実験室「天井棧敷」を設立。1983年5月4日、47歳の生涯に幕を閉じた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    時間という概念について寺山修司は、どこか虚無的であったような気がする。けれど、時計となると、とたんに愛でようとするのだ。時間という目に見えないものを測る装置、そんな時計の性質が、寺山を大いにくすぐったからだろう。1967年からおよそ一年半に渡って、シチズンの社内報に掲載された掌篇に、現在の画家達が絵を添え、新しく蘇った『時をめぐる幻想』。架空の時計を想像する『時計幻想館』と、実在の時計からストーリーを発想した『時計の歴史』。『時計幻想館』のほうが、すこぶる面白い。(つづく)

  • このみ さん

    シチズン時計(当時はシチズン商事)の社内報「Citizen Sales News」に1967〜1970年掲載された、「時」に関する、詩ともメルヘンともいえる寺山修司の文章。これに現代の画家たちが絵を添え、この本となった。 寺山が演劇実験室「天井桟敷」の活動を始め、展開していった時期と重なるとのこと。「時に関する15の掌編は、このシュール色の強い舞台や映画と響き合う作品である」(「はじめに」久慈きみ代)「魔女時計」「時計牢」「蝶時計」など、幻想的で妖しい。柱時計の中の暗闇には私の何かが閉じ込められている…。

  • ダン子 さん

    好き。寺山修司は今まであまり手にしたことがなかっあけど、今回すっかり好きになった。挿し絵も美しい。時計に関するエッセイで、どれも独創的ですぐ話に引き込まれてしまう。夢のような時間が楽しめる一冊。

  • こうめ さん

    まさしく“時をめぐる幻想”でした。贅沢な大人の絵本…生きたまま時計になってしまった一人の少女の絵が印象的でした!

  • わんにゃん さん

    全体を通してあまり寺山修司っぽくないけども、「天文時計」や「猫時計」なんかはものすごく良い。

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