残り火の町 市太郎人情控 祥伝社文庫

富樫倫太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396338633
ISBN 10 : 4396338635
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
追加情報
:
316p;16

内容詳細

深川今川町にある裏店の差配・惣兵衛はある日突然倒れ、余命半年と宣告されてしまう。残りの人生を悔いなく生きると決意した惣兵衛。まずは折り合いの悪い息子・周助との仲を修復しようとするが、自分には関係ないと拒絶されてしまう。実は七年前に起きた出来事のために惣兵衛と家族の心は離れていた…。すれ違う家族の再生と絆を描く、感涙の物語。

【著者紹介】
富樫倫太郎 : 1961年北海道生まれ。98年『修羅の跫』で第四回歴史群像大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コージー さん

    市太郎人情控その2、差配の惣兵衛が余命半年を宣告され、死ぬまでの物語。ここにでてくる人物は皆性格がわかりやすい。そして人としてのわがまま、身勝手さを持ち合わせており、人間臭くて楽しめる。もう一冊読まなくちゃ。

  • 壱分銀知恵 さん

    このシリーズは、侍がコマだが切った張ったがあるわけではなく市井の暮らしを丹念に描いてるナ と思う。今回は最期を迎える男の我儘と思える生き方と家族の話。ありきたりとも思える話だが、どうなるかチョイとハラハラしながら読ませてもらった。まぁ、Keyになるかなと云う人がバレバレですけどネ。シミジミ良い話だったです。次巻楽しみです。

  • 山内正 さん

    身体が揺れ目を覚ました暖めようとして朝まで眠ってしまったのか 下腹が痛い誰か儂の心配する者が居るだろうか せめてお父つぁんが少し遅かったらこんな喧嘩にならなかった 何気無い言い方が惣兵衛は応えた 今は幸せで無いと思う時 思い出す事も無かった女が蘇る 世帯を持つ時雑巾の様に捨てた女 今も血を吐き医者が半年と答えた 家には誰もいなく暗い部屋に 目の前にある有り触れた景色が 二度と見る事が出来ないのか 涙が頬を伝い落ちた

  • ねぎまぐろ さん

    ★★★★

  • Suzu さん

    市太郎シリーズ第2弾。市太郎が主役ってわけじゃないのね。裏店の差配惣兵衛は余命宣告を受ける。自分の余命を知って心穏やかではいられないだろう。でも取り乱すことなく最後まで悔いなく生きようとする姿は素晴らしいと思った。惣兵衛の気持ちが伝わりバラバラだった家族がひとつになって本当に良かったと思った。そして次巻に進む

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富樫倫太郎

1961年、北海道生まれ。98年に第四回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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