ジュゴンのくる海

宮里きみよ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784406028035
ISBN 10 : 440602803X
フォーマット
出版社
発行年月
2001年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
25cm,31p

内容詳細

戦争が終わった年。海ん人たちは、空腹のあまり、ジュゴンを食べた。海の神の使い・ジュゴン。それ以来、ジュゴンを見たものはいない。小学校中級向。

【著者紹介】
宮里きみよ : 1949年沖縄に生まれる。作品に「ゆい子のゆうき」(汐文社)がある。日本児童文学者協会会員

ふりやかよこ画 : 降矢加代子。1946年山口県に生まれる。絵本に「まちこちゃん」(ポプラ社)、「おばあちゃんのしまで」(文研出版)、さし絵の仕事に「地球が動いた日」(新日本出版社)、「ふたごの魔法つかい」シリーズ(童心社)他多数。日本児童出版美術家連盟所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ベル@bell-zou さん

    戦争で荒んだ海と人の心。長い年月をかけ美ら海となった沖に、神の使いジュゴンも帰ってくるが…。2001年2月 宮里さんのあとがきに心が痛む。“国内で初めて野生のジュゴンの撮影に成功した場所。辺野古漁港の約一キロの沖合。米軍基地建設予定地”、と。人間は自ら元通りにできないものを平気で壊す。海も自然も地球も、誰かのものではないのだ。海ン人の言葉「守るというのは、人間が、いらん手をつけないこと」。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    戦争が終わった年の沖縄の海には魚も貝もいなかった。ある日、親子のザンヌユウ(ジュゴン)を見つけ、漁をし食べてしまう。海の神の使いのザンヌユウを食べてしまいそれから長い年月、ザンヌユウの姿を見た者はいなかった。おじいからこの話を聞いてきた少年は、ある日おじいと漁に出てザンヌユウを見かける…。1998年1月、テレビ局のスタッフが、国内で初めて野生のジュゴンの撮影に成功。その場所は名護市辺野古漁港約1キロの沖合。ジュゴンが戻ってきてくれたところに、米軍基地はいらない。

  • matumoty さん

    「ザンヌユウ(ジュゴン)がわしらをゆるしてくれたのか。ありがたいありがたい」おじいの言葉がしみますね。「守るというのは、人間がいらん手をつけないこと」...ほんと、そういうことなのでしょう。壊したり保護したり、人間がいらんことする、ということ。

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宮里きみよ

1949年沖縄に生まれる。作品に「ゆい子のゆうき」(汐文社)がある。日本児童文学者協会会員

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