日本人が知らない満洲国の真実 封印された歴史と日本の貢献 扶桑社新書

宮脇淳子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594078409
ISBN 10 : 4594078400
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
366p;18

内容詳細

近代中国をつくったのは日本である!日清洗争勃発から、最後の引き揚げ船、舞鶴入港まで…日本と大陸の歴史を再検証。気鋭の歴史学者が世界史の視点で満洲国を読み解く。

目次 : はじめに 私たちは、なぜ歴史を学ぶのか(マルクス主義の進歩史観は空想/ 人間はお金だけでは行動しない ほか)/ 序章 満洲とは何か(満洲関連の本/ 満洲とは? ほか)/ 第1章 日清戦争から中華民国建国まで(満洲の激動の歴史は日清戦争から始まる/ 西太后が有名な理由 ほか)/ 第2章 中華民国建国後、満洲国建国まで(中華民国建国後の中国の実情/ 袁世凱という人物の実像 ほか)/ 第3章 満洲国建国、崩壊、そしてその後(満洲国建国宣言/ 熱河作戦をやらなければならなかった理由 ほか)

【著者紹介】
宮脇淳子 : 1952年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学などの非常勤講師を歴任。ケーブルテレビやインターネット動画で、モンゴル史、中国史、韓国史、日本近現代史等の講義をしている

岡田英弘 : 1931年‐2017年、東京生まれ。東京外語大学名誉教授。歴史学者。専攻は中国史、モンゴル史、満洲史、日本古代史と幅広く、独自の「世界史」を打ち立てる。1953年、東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年『満文老〓』の共同研究により、史上最年少の26歳で日本学士院賞を受賞。アメリカ、西ドイツに留学後、ワシントン大学客員教授、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tamami さん

    著者は、「日本人は歴史を知らなさすぎます。」と度々記す。本書では、満州の風土と近代以前から日清戦争、中華民国建国、満州国建設を経てその後までを扱う中で、満州国が戦前の日本において、いわば国家の生命線となるまでを、日本の進出、現地の満人と蒙古人、漢族の関係や清朝との関わり等、様々な視点から記している。著者は、支那事変と大東亜戦争がなければ、満州国は多民族が共存する立派な国になっていたはずと言う。外からの雑音に囚われることなく、彼の国の興亡の歴史を自ら受け止めて、将来に生かしていくことが肝要ではないかと思う。

  • しゅわっち さん

    Kindle unlimited。著者に感謝いたします。。中国、朝鮮が不思議に感じ理解できないと思う方は読むのをおすすめします。この本を読んで、日本人の歴史、文化との違いで、そうなるのがよくわかりました。当時も日本は、戦略などなく、行き当たりの様子は、現代と同じに感じました。官僚もマスコミも今と変わらないように感じました。中国は歴史のある国と思っていましたが、他の民族の支配が長く続き、文化や、国という意識が希薄なのがよくわかりました。現代、中国は、満州人と漢人を混ぜて、虚構の歴史を築いてると思いました。

  • fseigojp さん

    ヘイト・スピーチ本かと思ったら意外と硬派だった 師匠は岡田英弘

  • shamrock さん

    岡田・宮脇史観で語られる満洲史。ここには真実があるのだろう。新書だからしょうがないのかもしれないが、もうちょい読みごたえがほしかった。

  • スパイク さん

    前書と序章で90頁という面白い構成。/さておき、一般向けに話し口調で書いたのは分かるけど、主観で断定している箇所が多々あり、これでは人を納得させることはできない。いじめた、がんばった、立派だった、だったと思います、そういうフワフワした表現を多用すると、事実も胡散臭くなってしまうだけだ。そういう喋り方をする人なのは知っていたけど、活字でこれはない。期待していただけに非常に残念。題名に「最新」「真実」って銘打つ本に名著なしだな。/それでも戦後の話は日本が登場しないだけあって読める。

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人物・団体紹介

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宮脇淳子

1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中から、東京外国語大学の岡田英弘教授からモンゴル語・満洲語・シナ史を、その後、東京大学の山口瑞鳳教授からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員

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