英和翻訳基本辞典

宮脇孝雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784767434735
ISBN 10 : 4767434734
フォーマット
出版社
発行年月
2012年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
476p;19

内容詳細

翻訳は常に「基本=原文通り」。
誤訳をしないためにどんなことが必要か?
ベテラン翻訳者が、誤訳を防ぐために、あるいは発見するためにしなければならないことを、数多くの実例をあげながら丁寧に解説。
『翻訳の基本』『続・翻訳の基本』の著者による、翻訳者必携の「英和翻訳基本辞典」、ついに完成!




構 成
・各コラムで中心の話題となっている英単語、英語表現(あるいはそれをまとめた言い方の英語表現)を見出し語にして全体をソーティング。
・それぞれの冒頭に、「すぐ思いつく訳語」「正確には…」「似た単語」と分類を出す。
・表現、単語レベルだけでなく、文章のつながりの訳し方、全体としての訳し方、訳文のトーンの再現方法など、英和翻訳をする上にあたっての基本的な取り組み方についてもアドバイス。
・クロスレファレンスを充実し、user friendlyに。


著者紹介
宮脇 孝雄(みやわき・たかお) 1954年高知県生まれ。翻訳家、随筆家、文芸評論家。
ユニカレッジ講師、専修大学非常勤講師。早稲田大学政治経済学部在学中より翻訳活動を始める。料理に関する随筆も多い。
著書に『書斎の旅人-イギリス・ミステリ歴史散歩』(1991年、早川書房)、『翻訳家の書斎-<想像力>が働く仕事場』(1997年、研究社)、
『翻訳の基本-原文どおりに日本語に』(2000年、研究社)など。
訳書にイアン・マキューアン『最初の恋、最後の儀式』(早川書房、1999年)、ダグラス・プレストン、リンカーン・チャイルド『海賊オッカムの至宝』(講談社、2000年)、
ウィリアム・J・パーマー『文豪ディケンズと倒錯の館』(新潮文庫、2001年)、ドロシー・L・セイヤーズ『顔のない男̶ピーター卿の事件簿〈2〉』(創元推理文庫、2001年)、
パトリック・マグラア『愛という名の病』(河出書房新社、2003年)、ジョン・ダニング『失われし書庫』(ハヤカワ文庫、2004年)、
パトリシア・ハイスミス『回転する世界の静止点-初期短篇集1938-1949』(河出書房新社、2005年)、マシュー・ニール『英国紳士、エデンへ行く』(早川書房、2007年)ほか多数。


【著者紹介】
宮脇孝雄 : 1954年高知県生まれ。翻訳家、随筆家、文芸評論家。ユニカレッジ講師、専修大学非常勤講師。早稲田大学政治経済学部在学中より翻訳活動を始める。料理に関する随筆も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Nobu A さん

    毎日数項目ずつ読み続けて楽しく読了。本来読むのでなく引くものだろうが、通読に値する辞典。まだよく知らないが、恐らく翻訳業界の第一人者、悪訳や誤訳を理路整然と指摘解説する宮脇孝雄先生が執筆。文中に「ご存知の方も多いだろうが」と敬意表現が頻出するが、一般人は知らないって。手前味噌だが、英検1級と国連英検特A級合格、TOEICほぼ満点の英語力を持っていても、勉強になることばかり。英語だけでなく日本語と雑学を含む研究力に頭が下がる。今でこそネットで背景知識を簡単に調べられるが、筆者を含めた先人の知恵の蓄積と結集。

  • みゅうの母 さん

    毎日寝る前に数項目だけ読んだのでやたらと時間がかかりましたが、読み物としてとっても面白かったです。むかし読んだ翻訳もので、ところどころ「ん?」って思うところがあったのも、もしかしたら紹介されているような誤訳に近いものだったのかもしれません。それにしても、翻訳者って大変なんですね。そして、宮脇先生は偉大な方だと思いました。

  • kane_katu さん

    ★★★☆☆合間合間に読んでいたので、読み終わるのに随分時間が掛かった。辞典って普通は読むものじゃないんだけど、これは読み物としても面白い。これを読むと、文芸翻訳はつくづく大変だなと思う。

  • タイコウチ さん

    書名は「辞典」となっているが、中身は翻訳において問題になる様々な英語表現(構文ではなく、語彙中心)についての解説コラム集なので、クイズ本のように気軽に通読できる。むしろ、辞典として使うのではなく、通読すべき本だろう。洋書で小説を読む人にも有益。同著者の「翻訳の基本」シリーズと基本的に同じスタイルで、邦訳書からの具体的な例とともに、よくある間違いと正しい解釈が提示されるが、本のタイトルはあえて伏せてあるのが武士の情け。いろいろ勉強になると同時に、思い込みによる誤訳の可能性には読んでいてヒヤヒヤする(爆)。

  • timeturner さん

    特定の単語やイディオムだけでなく、翻訳の基本事項も盛り込んであり、翻訳の勉強をするにあたっては必携の内容。しかも面白い! ああ、私の脳のハードディスクにこの本のデータを丸ごと格納できたらなあ。

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