御殿場線ものがたり

宮脇俊三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784835452890
ISBN 10 : 4835452895
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29

内容詳細

鉄道ファン必見!
紀行作家・宮脇俊三&鉄道イラストレーター・黒岩保美によるあの伝説の絵本が、大きなサイズでついに復刊!

鉄道ファンからも名作と呼び声高い、幻の名著『御殿場線ものがたり』がかえってくる!
国府津から沼津まで、富士山と箱根山に挟まれた地域を半円状に結ぶ単線のローカル線。
現在は“御殿場線”と呼ばれるこの路線が、1934年(昭和9年)に丹那トンネルが開通するまでは“東海道本線”だったことを皆さんはご存知でしょうか?

紀行作家・宮脇俊三氏が、鉄道イラストレーターで写真家の黒岩保美氏とともに「たくさんのふしぎ」誌(福音館書店・刊)に発表した絵本4冊のうち、鉄道ファンからも屈指の名作との呼び声が高い『御殿場線ものがたり』が、2015年末、いよいよ復刊となります。

日本の大動脈である東海道線の歴史を知る上で、あるいは鉄道そのものの歴史を紐解く上でも、大変資料性に優れた作品です。
このたび、黒岩氏が保管していた原画から新たな版を起こし、大きなサイズで読みやすいものに編集し直しました。

鉄道の魅力、そのたどってきた歴史を多くの子どもたちに知って欲しいと願い、書き下ろしたからこそ、寸分の手抜きもない見事な内容となっています。この機会にぜひ堪能ください。

▼本文より抜粋
左に相模灘、右前方に箱根の山々が見えてきます。
そのとき、いそいで窓の下を見ると、新幹線をくぐりぬける線路が見えます。
ごくふつうの線路ですが、これが、日本の鉄道の歴史をかたるうえで、わすれてはならない「御殿場線」の今日のすがたなのです。

☆☆☆本書の特長☆☆☆
1.紀行作家・宮脇俊三氏が著した4冊の絵本の中で、もっとも人気が高い一冊!
2.鉄道ファンの先駆け・鉄道イラストレーターの黒岩保美氏が作画を担当!
3.鉄道ファン・関川夏央氏も推薦!

▼著者プロフィール
宮脇俊三(みやわき しゅんぞう)
1926年-2003年 紀行作家。中央公論社に入社し、雑誌「中央公論」編集長などを歴任。退社後、文筆生活に。1985年『殺意の風景』で第13回泉鏡花文学賞、1991年『韓国・サハリン鉄道紀行』で第1回JTB紀行文学大賞受賞。2003年死去。

黒岩保美(くろいわ やすよし)
1921年-1998年 日本の鉄道イラストレーター、写真家、デザイナー、元国鉄職員、雑誌編集者。国鉄在職中には、当時の特急のヘッドマーク・ヘッドサインのほとんどを手がけ、グリーン車のシンボルマークをデザインし功労賞を受けた。

【著者紹介】
宮脇俊三 : 1926年‐2003年紀行作家。中央公論社に入社し、雑誌「中央公論」編集長などを歴任。退社後、文筆生活に。1985年『殺意の風景』で第13回泉鏡花文学賞、1991年『韓国・サハリン鉄道紀行』で第1回JTB紀行文学大賞受賞。2003年死去

黒岩保美 : 1921年‐1998年日本の鉄道イラストレーター、写真家、デザイナー、元国鉄職員、雑誌編集者。国鉄在職中には、当時の特急のヘッドマーク・ヘッドサインのほとんどを手がけ、グリーン車のシンボルマークをデザインし功労賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tadashi_N さん

    観光案内所で見せてもらった。車両の描写が正確で細かい。

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    紹介文引用:「紀行作家・宮脇俊三&鉄道イラストレーター・黒岩保美によるあの伝説の絵本が、大きなサイズでついに復刊!」 こりゃ読まずにいられない!黒岩さんの暖かい色調のイラストに宮脇さんのショートエッセイ風説明が何ともいえず素晴らしい。小学校時代に読みたかったなぁ。とはいえ大人が読んでも御殿場線の歴史と位置づけがすんなり理解でき、郷愁に浸れる秀作である。お薦め

  • ジュースの素 さん

    同じ県に住んでるのに知らなかった。 御殿場線ってこんな歴史があったんだ。宮脇俊三さんの本だから余計にフムフムと読める。 これは一度乗りに行かなくてはと思っている。

  • わせりん さん

    御殿場線誕生から現在までの歴史を絵本でつづる。昔はこちらが東海道本線であったり、勾配がきつくて電気機関車だけでは登れず、蒸気機関車で後ろから押していたなどの事実を知ることができる。現在の東海道本線が開通したことによって国府津駅の弁当が売れなくなった姿は物悲しい。平易だけど名著。

  • hsemsk さん

    「宮脇俊三 電子全集9」にて読了

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人物・団体紹介

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宮脇俊三

1926年埼玉県生まれ。45年、東京帝国大学理学部地質学科に入学。51年、東京大学文学部西洋史学科卒業、中央公論社入社。『中央公論』『婦人公論』編集長などを歴任。78年、中央公論社を退職、『時刻表2万キロ』で作家デビュー。85年、『殺意の風景』で第十三回泉鏡花文学賞受賞。99年、第四十七回菊池寛賞受

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