分子からみた生物進化 DNAが明かす生物の歴史 ブルーバックス

宮田隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062578493
ISBN 10 : 4062578492
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
追加情報
:
409p;18

内容詳細

DNAに残された進化の痕跡をたどり、進化のしくみを解き明かす分子進化学。その基礎から最新の成果まで、第一人者が語る。

オスが進化の先導者だった!? ネアンデルタール人と現代人はいつ分かれたのか? 生物最古の枝分かれはどうおきたのか?

いまだ多くの謎につつまれている生物の進化。化石には残らない進化の情報が、突然変異としてDNAには刻まれている。DNAに秘められた生物の歴史を丹念にたどり、進化のしくみを解き明かす分子進化学。その基礎から最先端の成果までをわかりやすく紹介する。DNAが語る生物35億年の歴史。

生物最古の枝分かれはどうおきたか?カンブリア爆発は遺伝子の爆発をともなったか?形態レベルの進化と分子レベルの進化をどう橋渡しするか?分子系統樹はダーウィンの夢をどのようにかなえたのか?いまだ多くの謎につつまれている生物の進化。化石には残らない進化の情報が、突然変異としてDNAには刻まれている。DNAに秘められた生物の歴史を丹念にたどり、進化のしくみを解き明かす分子進化学。その基礎から最先端の成果までをわかりやすく紹介する。

【著者紹介】
宮田隆 : 1940年東京都生まれ。理学博士。分子進化学を専攻。1973年九州大学助教授に着任後、物理学から生物学に転向。京都大学教授を経て、同大学名誉教授。日本遺伝学会木原賞、木村資生記念学術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 樋口佳之 さん

    分子進化と表現形進化の関連に関する一つの可能性について考えてみたい。すなわち、一度集団に広まった変異、特に中立変異、あるいは遺伝子が、後の進化の過程で再利用されることで新たな進化、特に表現形進化に寄与する可能性について/頭に入ってこない部分は一応読んだというレベルですが…。この考え方に触れたのが収穫で、それで十分読んで良かったと思います。

  • ノコギリマン さん

    再読。うーむ、やっぱりこの本は面白いねー。小難しいところはよくわからないけど、ワクワクします。

  • WATA さん

    分子生物学のわかりやすい入門書。分子生物学とは、いま生きている生物同士のDNAやタンパク質を比較することで、進化の過程でそれぞれの生物がいつごろ枝分かれしたか、を推測する学問分野のこと。予備知識が無くても理解できるように説明されており、突然変異はどう起こるのか、どうやってDNAを比較するのか、ヒトとチンパンジーはいつ枝分かれしたか、などがよく分かる。文量が多いため、今回は興味ある部分だけを拾い読みした。機会があれば、再度ゆっくりと全体を読み直したい。

  • Francis さん

    7年間積読。生物がどのように進化したか、おもに遺伝子、あるいは分子の分析から分かることを中心に叙述している。400ページ以上もあるが、生物進化は複雑なのでこのくらいの分量になるのはやむを得ないだろう。それでも割と分かりやすくまとめてあり、面白く読めた。子供の頃科学の本を読んでわくわくしたものだが。その時の感覚を取り戻した気分になれる。

  • calaf さん

    進化はDNAコピーのエラーが牽引。精子の方が卵子よりも数が多いのだから、分裂(コピー)も多数回行われているはず。すなわち、進化はオスが牽引している!なるほど...というような話がいろいろまとめられています (^_^;;;

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

宮田隆

医科系大学教授、病院長を経て、国際医療協力NPO理事長に就任。独立直後の東ティモール、内戦中のカンボジアなどの多くの医療現場で活躍した。現在はラオスを中心に活動をしている。北区内田康夫ミステリー文学賞、ヘルシー・ソサエティー賞、医療功労賞などを受賞。第23回歴史浪漫文学賞優秀賞受賞(本データはこの書

プロフィール詳細へ

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品