宮沢賢治
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宮沢賢治 レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

46件
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  • アニメ映画「グスコーブドリの伝記」を元に作られた本...

    投稿日:2021/04/25

    アニメ映画「グスコーブドリの伝記」を元に作られた本です。小学校3、4年生からの児童向けの本ですが、哲学的なものを含んでいるので大人でも楽しめます。私は元になったアニメを観た事がないのですが、長編アニメを児童向けにまとめてあるので、やや物足りなさがあるかもしれません。1ページ毎にアニメ映画から抜粋されたシーンが1〜3コマ挿絵として使われています。 物心ついた頃から慣れ親しんでいるアニメが挿絵になっているので、物語の世界に入りやすかったです。しかし、アニメの挿絵で緩和されていても全体的に重い内容なので、重いストーリーが苦手な方には向かないかもしれません。けれど、尊い志を持って生き抜く主人公ブドリの姿には、きっと感動を覚えると思います。人によって解釈は㡊??かなり違うと思いますが、私はこの本を読んで「意志の強さ」というものを感じました。

    izkeiske さん

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  • 大正13年4月20日、宮澤賢治は『心象スケツチ 春と修羅...

    投稿日:2021/04/25

    大正13年4月20日、宮澤賢治は『心象スケツチ 春と修羅』を自費出版した。部数は初版1000部、定価は2円40銭。この、近代日本における画期的な詩集の登場は、当時の人々の目にほとんどとまることはなく、実際に売れたのは100部ほど。賢治は大半の刊本を、せっせと知人などに贈呈したという第一集を手にするのは、感慨無量である。 『心象スケッチ 春と修羅』は賢治の生前に唯一刊行された詩集として広く知られる。  この詩集を読むと、宮沢賢治の独特の詩の世界が広がる。それは、科学用語や宗教用語が数多く使われていることによる。 「心象スケッチ」と賢治自身が名付けた手法によって書かれ、時間の経過に伴う内面の変容、さらにその内面を外から見る別の視点が取り込まれている。 【序】わたくしといふ現象は 假定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといっしょに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電燈の ひとつの青い照明です  上記表題作「春と修羅」の他、「原体剣舞連」「小岩井農場」や妹トシの臨終を題材とした名作「永訣の朝」、そのトシの魂との交流を詠んだ「青森挽歌」「オホーツク挽歌」等の作品がよく知られる。

    izkeiske さん

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  • 他にもいくつか出版されておりますが、お話しの世界観...

    投稿日:2021/04/25

    他にもいくつか出版されておりますが、お話しの世界観が広がる徳田さんの鮮やかな色彩。美しい構図。ページをめくりながら、知らず知らずにお話しの不思議な世界に引き込まれてしまいます。 童話絵本と呼ぶのも的を得ています。溢れんばかりの黄色のこの表紙は一度観たら忘れられないと思います。 不思議な魅力溢れる一冊、長く愛読されているのも納得です。

    izkeiske さん

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  • 最初、自分が読むために購入したものを、遊びに来た姪...

    投稿日:2021/04/25

    最初、自分が読むために購入したものを、遊びに来た姪の一人娘が、自ら手に取り大変気に入ったのでもう一冊購入しプレゼントしました。 「まどうてください」という語彙のリズムが、まだ4歳の幼女には楽しかっただけのようでしたが、徐々に読み深めていくうち、 事あるごとに「まどうてください」とのたまう「ツェねずみ」の身勝手さから後に誰からも相手にされなくなるツェねずみの そうあってはならないことを幼児ながらわたしに説明し教えてくれました。宮沢賢治の童話は怖さや悲哀を秘めていますが、 その世界に触れる機会に恵まれ贈ってあげて良かったと思いました。

    izkeiske さん

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  • 最近ラジオやテレビで日本の山々の番組によく出会うの...

    投稿日:2021/04/25

    最近ラジオやテレビで日本の山々の番組によく出会うので、深田久弥箸「日本百名山」(新潮文庫)を読むことにしました。13 岩手山。と言えば宮沢賢治、ということで今一度その詩を押さえておく必要を感じました。岩波文庫の宮沢賢治詩集。1950年第1刷、2019年7月第87刷。生徒の頃は暗唱できていたのに、これ読めませんでした。もう少しルビを振っていただいても。全集収録の詩約八百篇の五分の一弱を採ったそうで「賢治詩を全集で読むと、その豊富がしばしば過剰と感ぜられることがあるので、その弊をここでは却つて救うことができ、従つて一般には取りつきにくい賢治詩の世界に人人を導き入れるには恰好なものになった」と谷川徹三さんの解説にあります。携帯して味わっていきたいです。

    izkeiske さん

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  • 水色の小さな判型の童謡集。賢治ファンには読み慣れた...

    投稿日:2021/04/25

    水色の小さな判型の童謡集。賢治ファンには読み慣れたはずの童話や詩から、当代最高の賢治の研究家である、詩人の天沢退二郎さんによって選び出された47編。きらめくようなウタたち。天沢さんによれば、「ウタとして独立して味わえるように、字の高さや、行間のあけ方、改行、句読点などを調整した場合」(「あとがき」より)があるということです。その繊細で優しい配慮を、校本全集と対照させるのも楽しい読み方でしょう。宮沢賢治さんのファンにも、天沢退二郎さんのファンにも楽しめる一冊です。

    izkeiske さん

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  • 注文の多い料理店、どんぐりと山猫、オツベルと象、ツ...

    投稿日:2021/04/25

    注文の多い料理店、どんぐりと山猫、オツベルと象、ツェねずみ、よだかの星、やまなし、水仙月の四日、雪わたり、虔十公園林、セロ弾きのゴーシュ 以上の10作品の童話集でした。 子供が宮沢賢治に興味を持ち、どうしても読みたいと言うので、小学生向けの宮沢賢治を探し、ようやくたどり着きました。 子供用に購入したのですが、私も未読の作品があったので一緒に読みました。正直、面白かったです。 子供の頃に読んだ宮沢賢治と、大人になってから読む宮沢賢治では、受ける印象が違うもんですね。 とてもよい本を購入できました。

    izkeiske さん

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  •  熊打ちの名人小十郎は、生きていくために熊を殺し続...

    投稿日:2021/04/25

     熊打ちの名人小十郎は、生きていくために熊を殺し続けている。けれど、熊の毛皮や熊の胆は、安く買い叩かれ、貧しい暮らしを続けていかざるをえない仕組みの中で生きている。   熊と小十郎との間には、生きていくためのぎりぎりの所での命のやり取りが感じられ、命の重さと尊さがひしひしとせまってくる。  氷の玉のような月が空にかかっている下で、熊に殺された小十郎の死骸を囲んで、熊たちが雪にひれ伏したまま、いつまでも動かなかったという最後の場面は、いつまでも心に重く残る。

    izkeiske さん

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  • 祭りに出かけた亮二は掛茶屋で村の若い者にいじめられ...

    投稿日:2021/04/25

    祭りに出かけた亮二は掛茶屋で村の若い者にいじめられている大きな男を助けてやりました。その男は山男でお礼に亮二の家に薪と栗をたくさん持ってきてくれたというお話です。が、祭りの夜や「空気獣」という見せ物の獣。いじめられている山男の様子。それを助けずにはいられない亮二の矜持。賢治の物語の暖かさや怒りやそういうものが萩野宏幸のデフォルメ化された動きのある画の中に巧く表現されていて、小さかった頃の何とも不思議な祭りの晩のことなどを思い出しました。

    izkeiske さん

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  • 昔々、この本は「・・・全一冊」・・・とか言うタイトル...

    投稿日:2021/04/25

    昔々、この本は「・・・全一冊」・・・とか言うタイトルで売り出されたものだと思います。 当時購入したのですが、いろいろ紆余曲折があり手元になくなってしまい、再度手に入れたいと思っていました。 そうしたところ、今も販売されているのを知り購入する事にしました。 ・・・が、その昔々よりは眼が悪くなったので、「大活字版」を購入する事にしたのですが、全一冊が二冊になってしまい、予想以上に活字が大きく、読むには良いのですがどうにも読んでいる様は体裁が悪い。

    izkeiske さん

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