銀河鉄道の夜 角川文庫 改定新版

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041040034
ISBN 10 : 4041040035
フォーマット
出版社
発行年月
1996年05月
日本
追加情報
:
15cm,264p

内容詳細

永久の未完成これ完成である。自らの言葉を体現するかのように、賢治の死の直前まで変化発展しつづけた。最大にして最高傑作「銀河鉄道の夜」。「よだかの星」「貝の火」ほかの代表作。

ユーザーレビュー

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宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」は他の作品とは...

投稿日:2021/04/25 (日)

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」は他の作品とは比較出来ない程唯一無二の作品。特別な切符」は、「生者のための切符」であると思っていたが、「死者を見送る切符」と気がつき、驚かされた。

とどけ さん | 千葉県 | 不明

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子どもの頃読んだ銀河鉄道の夜、大人になっ...

投稿日:2021/04/15 (木)

子どもの頃読んだ銀河鉄道の夜、大人になって読み返してみると、たくさんの理(ことわり)を伝えてくれる。 「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」 一節だけ切り出してしまいましたが、ストーリーの中で出会う言葉が、心に身体にじわりと染み馴染んでくる、 そんな気がします。 正しい道を僕は歩けているのかなぁ

3rdwind さん | 東京都 | 不明

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言わずと知れた宮沢賢治の傑作、ジョバンニ...

投稿日:2021/03/16 (火)

言わずと知れた宮沢賢治の傑作、ジョバンニとカムパネルラが旅する過程の随所になぜ?がちりばめられていて、その答えは読む人によって違うのかもしれません。何年たっても色あせない名作だと思います。

とらばたー さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    ジョバンニとカムパネルラ。 銀河を望遠鏡で見ると星がたくさんある。 銀河ステーションから列車が出る。 最後に、もとの丘の草の中につかれてねむっていたジョバンニ。 未完ということなので分かりにくいのは仕方ない。

  • ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中 さん

    解説にある「過透明なかなしみ」という表現が本当にぴったり。すべての言葉がどこまでも透き通り、美しい青や緑や赤い光が心の中に染みてくる。あまりにも美しいものはどこかかなしい予感を含んでいて、でもかなしいけれど本当に美しいのでその気持ちがすうっと浄化されていく。 銀河鉄道の夜、おきなぐさ、十力の金剛石の世界がきらきらと美しくて、いつまでも漂っていたくてとても好き。 一番印象的だったのは貝の火かな。善行を行いお礼をもらったのにそのお礼の品に試され理不尽な罰を受けてしまう子兎のホモイにお父さんがかける言葉が凄い。

  • 扉のこちら側 さん

    2016年538冊め。『銀河鉄道の夜』はこれまで何度も読んでいるが、何度読んでも自分の行く途を察してしまっているカムパネルラに切なさが募る。文庫全体として、仏教でもありキリスト教的な雰囲気もある賢治独特の宗教的雰囲気を感じる編になっている。そして植物と星の描写の美しさが際立つ。

  • mocha さん

    覗きメガネで 宮沢賢治の宇宙を眺めているよう。見えるのはほんの断片でしかないけれど、とても美しく絵画的。この本に収められているのは「星」や「宝石」「天国」がモチーフになったものが多くて、とても神秘的だった。『貝の火』『四又の百合』『ひかりの素足』『十力の金剛石』は初読。宗教や死生観が強く感じられる作品群。現代とは違う言葉遣いに、多分当時まだ耳新しい外来語、造語、エスペラント語までもが混じる。その自由で独特の文体が、とても幻想的で魅了された。

  • りゅう☆ さん

    幻想的で綺麗な描写、子供の頃ならもっと想像力を掻き立てられ楽しかったかも。大人になった今、宮沢賢治の生み出す世界をスクリーンに照らし出して朗読してもらいたいなんて思ったりして。ジョバンニがカムパネルラと銀河鉄道に乗って宇宙を旅する『銀河鉄道の夜』はあまりにも有名なのにストーリー知らず。旅の中で様々な人たちと出会い、別れ、不思議な現象に遭遇したり。これがどんな旅なのか薄ら感づいてたもののラストは切なかった。美しき悲しき兄弟愛『ひかりの素足』、悲哀な運命を背負いまっすぐ空に昇っていった『よだかの星』が印象的。

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896年、岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校卒。農学校で教鞭を執るかたわら、意欲旺盛な創作活動をする。30歳の時に農学校を退職、独居生活に入る。羅須地人協会を設立、農民講座を開く。青年たちに農業を指導したが、肺を患って病臥した。1933年、肺病により死去。生前に詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い

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