新編宮沢賢治詩集 新潮文庫 改版

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101092072
ISBN 10 : 4101092079
フォーマット
出版社
発行年月
1991年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,420p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ソルティ さん

    難しかった〜、読むのに半年かかりました笑。宮沢賢治は童話の方がいい。童話でもちょっと分からないのもあるけど詩の方がさらに分からない。でも美しい表現とかある。星とか宝石とか出てくるとキレイ。あと聞いたことある習ったことあるやつ。「永訣の朝」「雨ニモマケズ」とかは好き。「わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといつしよに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電燈の ひとつの青い照明です」

  • ヴェネツィア さん

    近代の詩人たちの中にあって、極北の夜空に孤高の光を放つのが宮沢賢治である。象徴派の詩人たちが、根源的な生の不安や魂の震えを歌う時、人間の背負う宿命的な摂理と、それゆえの悲しみを歌うのが賢治だ。「無声慟哭」の一連の詩。中でも、とりわけ強く共感性を喚起するのが「永訣の朝」だ。賢治が詠うのは、妹を喪った悲しみの感情ではない。「けふのうちに」失われんとするその時に自分の「すべてのさいはひをかけて」痛切に、とし子の魂の救済を希求しているのだ。その距離とベクトルは無限に大きく、しかも光のように真っ直ぐに放たれる。

  • ケイ さん

    読友さんのレビューで今日が賢治の命日と知り、「雨ニモ負ケズ」と「眼にて云ふ」を再読。「雨ニモ負ケズ」人格者で、足るを知り、健康で、それでも目立たず木偶の坊と呼ばれる者になりたいと言う。それを書いた賢治は病床にあり、もう余命幾ばくもない頃にこの詩を作った気持ちを鑑みて、詩への見方が変わった。このような者への果てしない賢治の憧れと諦観が見えてくる。そして「眼にて云ふ」なんて詩を、死の床で書いた賢治の凄さには言葉もない。この詩は、読メで知った本の中で誰が紹介していたのだったか、残念ながら忘れてしまった。

  • なぎさ さん

    宮沢賢治の自然と言葉と精神、生命の織り成す世界観が大好きです.*・゚ .゚・*.これからも他の本と併読しながら作品集を読み返していきたいと思います。

  • 里愛乍 さん

    「疾中」にある『眼にて云ふ』これが何時でも読めるようにと本書を購入。確かに衝撃的だった。こんなにもストレートに悲惨な状況を綴っているにもかかわらず、グロさの欠片もないむしろ清々しい表現。妹の臨終を綴った詩ではこんなにも悲しみに溢れているのに、己の間際とのこの違い。思えば表紙を捲った瞬間から飛び込んでくるフレーズ「わたくしといふ現象」など言葉使いが非常に独特で目を惹かれた。「心象スケッチ」とは言い得て妙、だからこそ飾りの無いほんとう≠フ言葉を感じ取れるように思った。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

宮沢賢治

1896年、岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校卒。農学校で教鞭を執るかたわら、意欲旺盛な創作活動をする。30歳の時に農学校を退職、独居生活に入る。羅須地人協会を設立、農民講座を開く。青年たちに農業を指導したが、肺を患って病臥した。1933年、肺病により死去。生前に詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品