竜のはなし

宮沢賢治 / 戸田幸四郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784924710153
ISBN 10 : 4924710156
フォーマット
発行年月
1983年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32cm,1冊

内容詳細

賢治童話の知られざる名作。

多くの出版物のある賢治童話ですが、この作品の絵本は唯一これのみという珍しい作品。
壮絶なまでの“強靱な優しさ”を前に、子どもが釘付けになったという読者からの お手紙を多くいただいていります。
賢治世界の象徴的な一篇です。
本物の感動を。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • モリー さん

    宮沢賢治の童話全てに流れる「賢治精神」があるとすれば、それは後書きで花岡大学さんがおっしゃるところの「捨身(やさしい)の心」に違いない。仏の教えに深く帰依した賢治の心の核を見たように思います。この童話は、とても短い小品ですが、純度の高い結晶のようです。◆以下、後書きの解説より引用。「やさしさ」とは、日常的な語感による「なよなよした優美なやさしさ」ではなく(中略)「自」を「他」に投入していさぎよく「死」に、いささかも、「はね返ってくるもの」を求めないといった、すさまじい精神のことである。◆私の心の核は・・・

  • Willie the Wildcat さん

    願い、信じる。自己犠牲が導く気づき。悟りが、穏やかさや平静さに繋がり、心が伝わる。赤々とした竜が、少々痛々しすぎる気もするが、”覚悟”の表れか・・・。絵は、重厚感のある油絵。竜の目が、心情の変化、特に悟りを感じさせる。捧げた代償に応える世の中であって欲しいし、あるべきだと信じたい。

  • Shoko さん

    図書館。読み聞かせ。無私の心。その境地といえる竜の姿にハッと息をのむ。本当の優しさは壮絶なんだ。揺るぎない覚悟が必要なんだと教えられました。

  • ヒロ@いつも心に太陽を! さん

    【下鴨納涼古本まつりにて】絵本コーナーで発見。ずっと読みたかった一冊なので驚いた。皮をはがれた竜のあの赤色は、痛々しくて目をそむけたくなるのに、目をそらせなかった。私にはまだあり竜のような心持ちにまで達せられていない。とても短いけれど、とても印象に残る作品。

  • サルビア さん

    この本の最初のページを開くと、 「このはなしはおとぎばなしではありません」と書いてあり、覚悟を持って読まないといけない本なのだ、と思いました。 あるところに竜がいて、その竜は力が強く、かたちもおそろしく激しい毒をもっていたので、この竜にあったものは弱いものは目にしただけで気を失い、強いものは毒気にあたって死ぬのでした。 あるとき、竜は良い心を起こしてこれからは悪いことはしない、と誓いました。そしてその皮ははがされ、身は食べられ死んでしまいます。

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