チェーホフの戦争

宮沢章夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791762507
ISBN 10 : 4791762509
フォーマット
出版社
発行年月
2005年12月
日本
追加情報
:
20cm,238p

内容詳細

土地、女性、自殺、戦争…。没後100年を経て、ますます生々しさを増すチェーホフの4大戯曲を、気鋭の劇作家/演出家が精緻に読み解き、現代の〈戦争〉に備えるための構えを模索する傑作評論。

【著者紹介】
宮沢章夫 : 1956年、静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家。「遊園地再生事業団」主宰。92年『ヒネミ』で岸田國士戯曲賞受賞。2005年より早稲田大学文学部で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あなた さん

    ワーニャのだるい身体とロパーヒンの加速する身体という身体論が秀逸。たしかに規律訓練化したモダンな垂直する身体に、寺山のようなアングラでポストモダンなぐにゃぐにゃした身体を脱領域化するところにワーニャ・ロパーヒンの身体はある。でも。全体的に読みが浅く、不満足。劇作家が読むと、どうなるかが本書の眼目だからしかたないか

  • watershed さん

    強引に読み込みしていくのが面白い。この本では政治が生に直接結び付いている。 「かもめ」では、連合赤軍、フェミニズム、自分探し、男女間のコミュニケーション不全と展開する。ドラマツルギーと女優の関係。戯曲の解説が社会の読解に繋がり、両者に共通する肉体を通じて演じられることが顕かになる。「ワーニャ叔父さん」では同い年の石破防衛庁長官から戦後政治へ。最後は来るべき戦争への不安、それは戦闘行為よりむしろ生活へ侵食してくる戦時体制である。

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宮沢章夫

1956年、静岡県生まれ。劇作家・演出家・小説家。劇団「遊園地再生事業団」主宰。放送作家として活動中、シティボーイズ、竹中直人、いとうせいこうらとの演劇ユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」の作・演出を担当。その後、遊園地再生事業団を立ち上げ、『ヒネミ』で第三十七回岸田國士戯曲賞を受賞。『時

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