電池が切れるまで 角川つばさ文庫

宮本雅史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046310163
ISBN 10 : 4046310162
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
石井勉 ,  
追加情報
:
18cm,155p

商品説明

小学4年生のゆきなちゃんが残した、笑顔と「命」のメッセージ!

「だから 私は命が疲れたと言うまで せいいっぱい生きよう」。この詩をかいて4か月後になくなったゆきなちゃん、白血病をのりこえて医師をめざすもりたくん……。病気になっても笑顔で生きたこどもたちの物語。

内容詳細

「命はとても大切だ、人間が生きるための電池みたいだ(略)。だから私は命が疲れたと言うまでせいいっぱい生きよう」。「命」の詩をかいて4か月後に11歳でなくなったゆきなちゃん、白血病をのりこえて医師をめざす、もりたくん…。つらい病気とたたかいながら、笑顔で生きるこどもたちと家族のほんとうの物語。小学中級から。

目次 : 命の詩/ 病気のはじまり/ 大部屋の家族/ はじめてのおわかれ/ こども病院/ お母さん/ 手術/ ちいさな学校/ 二行の詩/ なかよし/ プラス思考/ ありがとう/ 星になったゆきなちゃん/ ゆめ

【著者紹介】
宮本雅史 : 1953年、和歌山県に生まれる。慶應義塾大学卒業後、産経新聞社入社。93年、新聞協会賞を受賞。書籍編集者、ジャーナリストをへて、現在、産経新聞社会部編集委員

石井勉 : 1962年、千葉県に生まれる。絵本、挿絵にとりくむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    やっぱり子どもの医療モノは読んでてツラくなりますね。がん、白血病と戦う子ども達の姿を綴る作品です。ツラい病と毎日戦いながら、少しでも良くなろうとする姿は涙なしには読めません。また、変われたら自分がと思う親のキモチも読んでて胸が苦しくなります。ツラい毎日を精一杯の笑顔と共に生きていく姿には、普段の自分のちっぽけさを痛感させられます。病院の院内学級で実際に書かれた子ども達の詩が、これまた涙なしには読めず。改めて普通なコト、当たり前なコト、そして何より健康なコトに感謝して、これからもしっかりと生きていきます。

  • じょんじょん さん

    涙なくしては読めません。ひたすらに切ないです。「命がつかれたというまで、せいいっぱい生きよう。」「生」を駆け抜けていった11歳の女の子ゆきなちゃんの「命の詩」。こんなにもシンプルで、こんなにも心打つ言葉を紡げるなんて。重病とたたかうゆきなちゃんと両親を中心として、こども病院で病気にたちむかう子供たち、そして院内学級での助け合いと喜び。そのピュアさの前には、自分がもっているさまざまな煩悩、欲望、感情など、すべてが卑小なものに感じられます。「生きる」ということの大切さを修飾語なしで突きつけられる一冊です。

  • きのぴ さん

    「だから私は命が疲れたと言うまでせいいっぱい生きよう」わずか11歳で自分の残りの命を悟り、でもそれまで精一杯生きようと決意するゆきなちゃん。11歳の女の子のどこにそんな強さがあるのだろう。ゆきなちゃんだけでなく、この本に登場する子供たちはみんな強くて聡くて優しい。生きたくても生きられない人がたくさんいるということ、当たり前のことなのに普段生活してると忘れちゃうなぁ。

  • 花々 さん

    これは、胸がつまりますね。病気で学校に行けない子供達が院内学級で助けあいながらも明るく皆と勉強したり、頑張って辛い治療を受けたり。勝手な思いですが、子供にだけは病気ってかからないものだといいのに、と思います。小さな子が苦しんでいるのは見るに堪えません。それにしても、皆の詩が素直な気持ちで書かれていて心にとても沁みました。

  • ほっそ さん

    家族から透けて見えるドクターの様子が、切ないものでした。ゆきなさんのお母様も、ナースの経験あるとは、余計に切ないものでした。

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人物・団体紹介

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宮本雅史

産経新聞編集委員。1953年、和歌山県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、産経新聞社入社。90年、米国ハーバード大学国際問題研究所に訪問研究員として留学。93年、ゼネコン汚職事件のスクープで日本新聞協会賞を受賞。司法記者クラブと警視庁記者クラブのキャップ、東京本社社会部次長、バンコク支局長などを経て一

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