私の日本地図 7 佐渡 宮本常一著作集別集

宮本常一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784624924928
ISBN 10 : 4624924924
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,281,5p

内容詳細

1967年から76年に刊行された『私の日本地図』を復刻。本巻は、大佐渡、小佐渡など、この地を拓き根を下ろし生きてきた佐渡びとの暮らしの歳月と、そのひたぶるな営みの意志を読み写し撮った佐渡一周紀行。

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読書メーターレビュー

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  • きいち さん

    「多少未熟と思っても、…書いてみると問題が発展してきます。ですから勇気を出して、ぐんぐんお書きになる事が大切です」後書きで引用された、佐渡在住の民俗研究者への手紙の一節。今の自分に思いっきり、ささった。◇畜産や園芸農業、新漁法に文化復興と、佐渡のあちこちの村でそれぞれ取り組む人々に対して、宮本はその課題を聞き、こうしたアドバイスを語る。数十回の佐渡訪問を通じてのその姿が辿れるのがいい。奮闘してた農家を数年後訪れた際に、その家が新築されてるのを見て喜んで…。それにしても、日本人の暮らしは良くなったのだなあ。

  • KAZOO さん

    佐渡については行ったこともないのでどのような島かはまるっきりわかりません。地図が挟み込んであるのでそれと写真を見ながら、50年前の佐渡をめぐってみました。結構大きな島で金山があったために結構昔から人が多かったような気がします。このシリーズの本を読んでいるとタイムスリップを経験している感じがします。

  • 野鳥の庭 さん

    著者は健脚!1959年ごろの佐渡の村々が、徒歩者の視点から見えてくる。/ '62年生まれの私は社会の時間に「開発」「公害」などとともに「昔の社会は、戦前はこうこうだった」という言葉をよく耳にしたが、佐渡にはその「昔」が当時残っていたかもしれない。/ 今でこそ美しい棚田と良質の米で有名だが、当時は車道が少なく、開墾や耕作に苦労した人が多かった。貧しい分家の田ほど小規模で分散しており、職住分離が甚だしかったこと、生活の辛さゆえ子供だけは島外へ送り出したいと著者に語った女たちのことなど、今はどうなのかと思う。

  • いすか さん

    昭和45年(1970)同友館刊の『私の日本地図7 佐渡』が原本である。付録に佐渡地図。誤植・誤記等を訂正、写真の撮影年月日を追加。1959年の調査を中心とする、民俗学的視点から見た佐渡一巡の記録。

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人物・団体紹介

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宮本常一

1907年(明治40)〜1981年(昭和56)。山口県周防大島に生まれる。柳田國男の「旅と伝説」を手にしたことがきっかけとなり、柳田國男、澁澤敬三という生涯の師に出会い、民俗学者への道を歩み始める。1939年(昭和14)、澁澤の主宰するアチック・ミューゼアムの所員となり、五七歳で武蔵野美術大学に奉職

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