私の日本地図 1 天竜川に沿って 宮本常一著作集別集

宮本常一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784624924867
ISBN 10 : 462492486X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
286p;19

内容詳細

遠州平野から水源の諏訪湖まで、下流・中流・上流各域の景観・事物にこめられた、川筋の村・町のなりたちと、住む人の暮らしの歴史をよみときながら、天竜川をさかのぼる一河の写真絵巻。

目次 : 1 遠州平野/ 2 天竜川をさかのぼる/ 3 水窪のたに/ 4 伊賀良荘の村むら/ 5 天竜川の生態/ 6 遠山のたに/ 7 大河原/ 8 飯田から諏訪湖まで

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • きいち さん

    静岡から長野への山中、川の右岸左岸で住居や耕地のあり方が違っている、それが鎌倉の「地頭方」か「領家方」かによるものだと発見する宮本。シリーズ第一巻のこの本のあとがきでは、景観の違いがわかるおのれへの自負がかなりストレートに語られて思わずにやつく。写真についての言葉もそう。上手に撮ろうとは思ってない、他人から見たらつまらない写真、という言葉など、この写真の価値は俺だからわかる、って言ってるようなもんやん。◇道が行き止まりではなく、先へつながることの価値はこの地域ならでは。何といっても山の向こうは諏訪なのだ。

  • 海 さん

    題名通り、天竜川に沿って、遠州平野から諏訪湖までさかのぼります。途中、遠山の方の谷筋に入ったりもします。地形の解説と集落の歴史が著者の体験に彩られて面白い一冊です。特に、ダム開発との関連で考えさせられるなと思いました。

  • tecchan さん

    昭和42年発行の再刊。民俗学者 宮本常一氏が、今から60年近く前、天竜川沿いに遠州から諏訪まで旅した時の写真と記録。何気ない日常を撮った写真が多いが、時が経てば貴重な文化史を記録していることに気づく。著者の地域とそこに根付いた文化を見つめる鋭い感性が伺われる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

宮本常一

1907年(明治40)〜1981年(昭和56)。山口県周防大島に生まれる。柳田國男の「旅と伝説」を手にしたことがきっかけとなり、柳田國男、澁澤敬三という生涯の師に出会い、民俗学者への道を歩み始める。1939年(昭和14)、澁澤の主宰するアチック・ミューゼアムの所員となり、五七歳で武蔵野美術大学に奉職

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品