私の日本地図瀬戸内海 9 瀬戸内海3 周防大島 宮本常一著作集別集

宮本常一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784624924942
ISBN 10 : 4624924940
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,285,4p

内容詳細

1967年から76年に刊行された『私の日本地図』を復刻。本巻では、景観に刻みこまれた自然と人間のいとなみの軌跡を300枚余の写真群を繰って読み解き、ふるさとの周防大島の文化史を情感深く綴る。

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読書メーターレビュー

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  • きいち さん

    全国めぐるこのシリーズ、宮本常一がこれまでの佐渡や対馬と同じ扱いで真正面からふるさと周防大島を取り上げた一冊。故郷の村から周囲の属島までぐるりと、大字・集落単位での丁寧な記述と写真、とてもわかりやすい。◇屋根の瓦の押さえ方や田圃の畔の切り方、鎌の形などディティールの観察をもとにして、農・漁・林・塩といった生業、相続や祭祀などの社会構造を中世以来連続した歴史としてとらえていき、架橋やミカン栽培とリアルタイムの変化にプラグマティックに関わっていく。まるで宮本の問題意識が全てぶちこまれた縮図のような一冊。濃い。

  • HANA さん

    著者の故郷でもある周防大島各地の記録。離島の人口減少という悩みはこの時代からもあったのだなと確認。出稼ぎと人口減少や交通機関の発達による寂れ方とかに関する考察は今も切実な問題として残っているのではないか。あと島の生活の変化を単純に拒むのではなく、それがそこに生きる人々の幸せにどう繋がるか常に考えている点で、単純に変化を拒む凡百の自称チシキ人との違いを感じた。

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人物・団体紹介

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宮本常一

1907年(明治40)〜1981年(昭和56)。山口県周防大島に生まれる。柳田國男の「旅と伝説」を手にしたことがきっかけとなり、柳田國男、澁澤敬三という生涯の師に出会い、民俗学者への道を歩み始める。1939年(昭和14)、澁澤の主宰するアチック・ミューゼアムの所員となり、五七歳で武蔵野美術大学に奉職

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