1型糖尿病をご存知ですか? 「1型はひとつの個性」といえる社会をめざして シリーズ・福祉と医療の現場から

宮川高一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623083114
ISBN 10 : 462308311X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;20

内容詳細

糖尿病には1型と2型があることを知らない人は多い。1型糖尿病は、インスリンを打ちさえすれば非糖尿病者と変わらず生活できることから、ひとつの「個性」だと筆者は考える。一方で、患者さんは病気の苦労に加え、経済的負担、社会的偏見など多くの困難を抱えており、この側面では「難病」といえるという。本書では、1型糖尿病がどういう病気かを詳しく解説。1型糖尿病の患者さんが抱える現実を知り、ほかの様々な不治の病・難病についても考えていただきたい。

目次 : 第1章 1型糖尿病の基礎知識(1型糖尿病と2型糖尿病/ 体内におけるインスリンの働きとは ほか)/ 第2章 1型糖尿病患者が抱える困難(日本の「難病」の歴史/ インスリン発見前は死を待つ病気 ほか)/ 第3章 「1型糖尿病難民」を生まないために(「指定難病」の指定に向けて/ 1型糖尿病難民をつくらないためのもうひとつの努力 ほか)/ 第4章 1型糖尿病「治らない」病気から「治る」へ向けて(公益社団法人日本糖尿病協会/ 特定NPO法人「IDDMネットワーク」 ほか)/ 結びにかえて〜フィンランドと私(私と1型糖尿病/ フィンランドの医療 ほか)

【著者紹介】
宮川高一 : 1954年9月生まれ。1979年慶應義塾大学医学部卒業。立川相互病院副院長を経て、2008年2月より多摩センタークリニックみらい院長。同年8月15日医療法人ユスタヴィア設立、理事長就任。2011年よりクリニックみらい国立院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • *ふうか* さん

    糖尿病には1型と2型があるっていう認識が少ないと思う。 確かに、糖尿病=太ってる、甘い物大好きっていうイメージが強いのもそうだけど、1型2型があるっていうのも知ってるだけで多少違うんじゃないのかな。

  • だまし売りNo さん

    本書の対象は1型糖尿病であるが、その患者本位、患者ファーストの医療姿勢は全ての医療に適用されるべき普遍性を持つ。実際、「結びにかえて」で日本の医療には古い「知らしむべし、よらしむべからず」という家父長的体質が残存しているとしつつ、一番の変化は患者医療者関係であると指摘する(208頁)。本書の精神は他の医療分野でも見習う価値がある。

  • ゆっよ さん

    イギリスのメイ首相が1型糖尿病だと知った。

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