17歳のバタフライナイフ 突破者 犯罪を語る

宮崎学(評論家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883790623
ISBN 10 : 4883790622
フォーマット
発行年月
2000年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,284p

内容詳細

犯罪は時代を映す鏡だ!17歳の少年犯罪を頂点に現代の犯罪を正面から抉る硬派の犯罪対談。

目次 : 神戸小学生連続殺傷事件/ 暴力団の変質示す山口組幹部射殺と金融業界の醜聞/ 普通の生活者になった、革命を夢見た闘士たち/ 帰る所をなくして自殺に向かった団塊世代の悲哀/ イベント夏祭りと毒入りカレーのうそ寒い関係/ さらりと毒を盛り保険金を騙し取る中流意識の犯罪/ 「個」が溶融する反演劇的空間の電子ネットワーク/ 「リストラ諫死」社員の抗議声明文に滲む甘さと悲しみ/ 排除の思想が強める「復活オウム」のあやしい求心力/ バブルも共同体も崩壊して浮遊する日本人/ 音羽お受験殺人事件/ 警察の腐敗と堕落―権力犯罪/ 総括・総論(現代の犯罪)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いっちゃん さん

    知らない事件もたくさんあったので、事件の内容を最初に紹介してほしかった。事件についての感想を言うだけで、あまり面白くなかった。

  • まさやん80 さん

    別役実と宮崎学が最近起こった犯罪について、その犯罪が起こった原因と社会の関わりについて語る対談集。2000年出版なので、犯罪そのものは古くなっているが、語られる社会の変質についてはむしろより切迫したものとなっている。そういう意味では、お二人の洞察力に感服する。事件から一歩引いた視点での対談となっているのは、お二人が戦後の動乱を経験していることと無縁ではないかもしれない。肉体性の喪失、個の融解、マニュアル社会の崩壊などの指摘は興味深い。

  • v&b さん

    紋切り型な感じがして敬遠していたが、とるべきところが沢山ある。とくに、バブルで日本人はカネに屈服した、というのが印象に残る。

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