陽暉楼 中公文庫

宮尾登美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122006669
ISBN 10 : 412200666X
フォーマット
出版社
発行年月
1979年09月
日本
追加情報
:
16cm,408p

内容詳細

土佐随一の芸妓房子が初めて知った恋心ゆえに、華やかな人生舞台から倖薄い、哀れな末路をたどる悲愴な若き生涯を描く感動の長篇。〈解説〉磯田光一

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読書メーターレビュー

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  • miel さん

    やっと、読了。つらくて読みたくなかった。それでも、女として読まずにいられなかった。考えることがありすぎて、感想が書けない。女というか、日本人というか、人間というか。

  • Ryosuke Matsu さん

    出だしが取っつきにくくてどうしようかと思ったが、途中から引きこまれた。 軽い活字中毒者になっている此の頃。

  • kusa さん

    戦前のまだ女性が社会では下に見られていた時代、貧困にあえぐあえぐ家庭は女の子を口減らしのために置き屋などに売られていった。主人公も親の借金から陽気楼に芸者の修業という名目で売られた。 はじめは才能が開花し売れっ子になったが次第に娼妓として客を取るようになる、やがて妊娠、結核を患う 女性蔑視と差別、そうなると男は離れていってしまう 最盛期からどん底へ 幼子を残して亡くなってしまう。 女性の幸せとは何かと考えさせられてしまった。

  • む さん

    戦前の一人の芸妓の生涯を描いた作品。自由な現代では想像もつかないほど、過酷だ。女性の生き方とは何だろう、と考えさせられた。

  • さき さん

    有吉佐和子『香華』の朋子に続き、この房子も我が身に性質が近く感じられて毎回辛く読む。内気で頑固、人を恃まず。人に決して迷惑を掛けず、争わず愚痴らず悪口も言わず。一見賞賛されるべき人だがこういう人の周りには人は集まらない。歳をとって、周囲からどう見られるのかも想像できるようになってきた。「皆一生懸命だし、そもそも人に迷惑は掛けてないけど人の世話もしない人」と見舞を断る朋輩の言葉が一端を表している。そんな中、鶴之助の有り難さがいつも以上に沁みた。初読から何度も読み返して25年、己の感じ方の変化も味わい深い。

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人物・団体紹介

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宮尾登美子

1926年(大正15年)4月13日‐2014年(平成26年)12月30日、享年88。高知県出身。1979年『一絃の琴』で第80回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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