基本情報
内容詳細
土佐藩の上士の娘・苗は、祖母・袖の嗜みであった一絃琴を5歳の時に初めて聴き、その深い音色に魅せられた。運命の師有伯と死別した後、結婚生活で一度は封印したものの、夫の理解を得て市橋塾を始め、隆盛を極めた。その弟子となった蘭子は苗との確執の果て、一絃琴の伝統を昭和に伝える…。直木賞受賞作。
【著者紹介】
宮尾登美子 : 1926年高知市生まれ。高知市高坂高等女学校卒業。’62年『連』で第5回女流新人賞、’73年『櫂』で第9回太宰治賞、’77年『寒椿』で第16回女流文学賞、’79年『一絃の琴』で第80回直木賞、’83年『序の舞』で第17回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。’89年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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遥かなる想い さん
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人物・団体紹介
宮尾登美子
1926年(大正15年)4月13日‐2014年(平成26年)12月30日、享年88。高知県出身。1979年『一絃の琴』で第80回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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