季語体系の背景 地貌季語探訪

宮坂静生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000612197
ISBN 10 : 4000612190
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
440p;19

内容詳細

ことばには貌がある。そのことばには、土地の貌が映し出されている。地貌のことばを探索する俳人は、その貌の現場に赴き、季節と共にことばが立ち上がる様を目撃してきた。どうしてもそのことばでなければならない現象、営み、情念、願い。これまでの季語の範疇を超えて、愛着のあるこの土地の、このことばでこそ、詠みたい―。地貌季語への期待と展開の実践書。

目次 : 第1部 忘れられた戦後―地貌への目覚め(満蒙開拓を詠む/ 大陸俳句瞥見/ シベリア抑留譚―もう一つの戦後体験/ 戦没学徒「きけわだつみのこえ」上原良司のこと/ 無言館を詠む)/ 第2部 季語体系の背景(地貌季語への視点/ 季語体系の背景1 北緯三〇度以南―沖縄/ 季語体系の背景2 北緯三四、五度内外―九州、四国、中国、近畿/ 季語体系の背景3 北緯四〇度内外―東北/ 季語体系の背景4 北緯四〇度以北―北海道 ほか)

【著者紹介】
宮坂静生 : 1937年長野県生まれ。俳人、信州大学名誉教授、現代俳句協会会長。月刊俳句誌「岳」主宰。地貌季語発掘を提唱し、第45回現代俳句協会賞、『語りかける季語 ゆるやかな日本』で第58回読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 蛸墨雄 さん

    流し読みで、読了とする。なるほど地貌という観点で俳句を楽しもうとしたら、そうせざるをえないよね。現在定められている季語が基本今日文化からのい出たということで、極寒の地とか亜熱帯の地とかまたは山岳信仰とかそのあたりの言葉を含んでいないという、なるほどね。日本奥が深いぞと改めて思った。で、柳田国男を読んでみたくなった次第でした。もちろん、この本の作者の宮坂静生さんの本をまた見ようと思っています。

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人物・団体紹介

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宮坂静生

1937年、長野県松本市生まれ。俳人、俳文学者。14歳から作句を開始。富安風生・加倉井秋を・藤田湘子・藤岡筑邨に師事。1978年、松本市にて月刊俳句誌「岳」を創刊、主宰。信州大学名誉教授。現代俳句協会会長を退き現在、特別顧問。日本文藝家協会会員、俳文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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