「脱社会化」と少年犯罪

宮台真司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784924718425
ISBN 10 : 4924718424
フォーマット
出版社
発行年月
2001年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,109p

内容詳細

少年たちが引き起こす理由のない殺人行為や、犯罪の数々。そこから発せらるメッセージは「脱社会性」という概念である。少年犯罪から見えてくるもの、また社会の責任・大人の責任についても考える。

【著者紹介】
宮台真司 : 59年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。東京都立大学人文学部助教授

藤井誠二 : 65年名古屋市生まれ。ノンフィクションライター。週刊誌記者などを経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • バグマン さん

    「脱社会的存在」という概念は、宮台の提示する中でも分かりやすく、重要なものだと思う。社会(=コミュニケーションによって成立するものの全体)からこぼれ落ちて、世界(=この世のありとあらゆるものの全体)へと突き抜ける人間のこと。社会規範や他者とのコミュニケーションとは無関係に尊厳(自分に価値があるという感覚)を調達できる。だから殺人の敷居が異様に低い。近年の若者に見られる傾向、プライド(自己愛)が強く自己信頼感が弱い、そして温室に篭ってぬくぬくしているという傾向が自分にそのまま当てはまるので驚き。

  • クロノス さん

    少年犯罪の刑罰を厳しくしても意味がないとか犯罪の数自体は増えていない。ただ犯罪の動悸などが変化しているにすぎないとか。マスコミの影響力によって社会には犯罪に満ちていると思わされているにすぎない。そして犯罪にたいして我々がどうすればいいかなどのことを提言している。

  • 遠山太郎 さん

    脱社会化と少年犯罪。社会状況を分析し新しい教育プログラムは、隔離よりも免疫化を基本線に合意し、免疫化のため集団同調ではなく個人的試行錯誤を支援し、支援プログラムの中身は成功ではなく失敗を奨励し、単一モデルではなく多元モデルを目撃させる。いままで長いものに巻かれてた連中が自己決定をせよと言いだす現実など古びてない。 日本の教師の教育目標は協調性、海外は自立と相互貢献、この差。

  • 新橋九段 さん

    脱社会化という妥当性の怪しい概念を弄して的外れなことを言っているとしか。

  • _sakadon_ さん

    直近で読んだ本の中では一番すんなりきた。個人的試行錯誤によって自己信頼を培うこと、たくさんの大人と関わることで一元的・学校的価値観から離脱すること。

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人物・団体紹介

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宮台真司

1959年宮城県生まれ。社会学者、映画評論家。東京都立大学教授。1993年からブルセラ、援助交際、オウム真理教などを論じる

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