とっておきの話 ちくま文学の森

安野光雅

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480427403
ISBN 10 : 4480427406
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,537p

内容詳細

好評を博した「ちくま文学の森」から10巻を選び、装いも新たに文庫版で刊行。古今東西の作品からテーマ別に選りすぐった、とっておきのアンソロジー。本書はとっておきの話を集成。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いちねんせい さん

    去年友人と一緒に行った本屋さんで、友人の幼馴染という人に偶然会い、勧めてもらった一冊。かなり読みごたえがあり、久しぶりのモーパッサンや志賀直哉やら小泉八雲やら、個人的に好きな話がいっぱい入っていた。勧められたときは、1200円という値段と、短編ばかり入っているということで全部読めるかしらと思ったのだけど、毎晩寝る前に少しずつ読むのにちょうどよかった。これはまた読み返すなぁ!

  • みけのすずね さん

    梶井基次郎「Kの昇天」たちあがる影、のぼる魂、満月の夜、ドッペルゲンゲル。永井荷風「榎物語」榎の木に盗んだ金を隠した愚僧の告白で候。芥川龍之介「ひょっとこ」踊るひょっとこと嘘つきの酔っぱらい、二つの首。など。

  • schazzie さん

    古今東西のとっておきの話が詰まったアンソロジー。読んだきっかけはイタロ・カルヴィーノが入っていたからなのだが、どれも秀逸な短編で、久しぶりにいい文章を読んだという満足感がある。基本的には長い物語が好きだが、いい短編は無駄を削ぎ落とす潔さと作家の高度な技術を感じる。チェーホフ的な、日常生活を切り取ってそのまま投げ出しただけの短編が多い中、高度な技術を感じるいい短編にはめったにお目にかかれないが、この本はまさにそういういい短編がぎっしり詰まった本。作家たるもの技巧を凝らさなくてはならない…とはサマセット・モー

  • れどれ さん

    前後の話が題材を一部共通させている数珠つなぎの仕掛けもあり、まるで古今東西の作家が車座になって順繰りにいやァそうそうこんな話があってねえと語る場の末席にちんまり居座らせてもらったようで、子供が夜更かしして聞く話のどきどきに近いものを感じながら読んだ。いずれも短編も良かった。とくに魯迅の村芝居がスバラシイ。忘れられない夜に類する話。

  • まかあい さん

    「にごりえ」を三回読み返し、苦戦した…海音寺潮五郎と長谷川四郎は、先に読んだ新潮文庫100年の名作と重なっていますね。このシリーズは最終巻から読んでいきます。

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人物・団体紹介

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安野光雅

1926年、島根県津和野生れ。画家。山口師範学校研究科修了。50年に上京、三鷹市や武蔵野市などで図画工作科の小学校教員をつとめる。62年に教員を辞し、画家として独立。68年『ふしぎなえ』で絵本作家としてデビュー。ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞、国際アンデルセン賞画家賞など受賞多数。88年紫

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