一本の水平線 Into the Horizon 安西水丸の絵と言葉

安西水丸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909532862
ISBN 10 : 4909532862
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
追加情報
:
112p;24

内容詳細

真っ白な紙に引かれた一本の線。イラストレーター安西水丸は、そこに愛するモチーフたちを絶妙なバランスで配置し、独自の世界を表現した絵を数多く描きました。残された膨大な“仕事の海”には、キラキラと光るガラスの欠片や貝殻のような絵と言葉がたくさんあります。一本の水平線が広大な海へと連綿とつながるように、そしてゆるやかに季節を追うように本書を編みました。一人のイラストレーターが何を感じ、どのように過ごしてきたのか、この小さな本から是非感じてください。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    この絵は・・・と、でも、名前が出てこなかった。そんな作家さんは多い。それでも、絵を眼にした時の反応は、それぞれ。安西さんの絵は、やんわりと沁み込んでくるような絵だ。その絵の中での一本の水平線の意味を考える。この水平線がなかったら、この絵はどんな印象になるだろう?そんな絵と安西さんの文章が、とても心地よい時間を過ごさせてくれる。書かれていた文章で「この線だから描けると思った」が心に残る。そんな線が、自分にもあるのかもしれない。

  • Vakira さん

    安西水丸さんの絵が好きです。っで、また買ってしまった。一本の水平線があることで、地と空間は別れ、立体的なイメージとなります。そんな水平線がある水丸さんの画集。水平線があるおかげで絵本というより画集的存在感。見開きで飾ってみたい。

  • らん さん

    "こんな風に生きたいと思っていることがある。絶景ではなく、車窓の風景のような人間でいたいということだ。""人間は、どのように生きるかよりも、これだけはしたくないというものを持って生きる方が格好いいですね。"水丸さんのゆるさの中にある格好よさが好き。紙の上にホリゾン(水平線)を一本引くと絵に安定感が生まれイメージを出せる。これを読み絵を眺めるとよくわかる。幼少期を過ごした千倉の豊かな自然、飽きることがなかった何もないシンプルさが育んだ想像力と美意識。何故か「象工場のハッピーエンド」を再読したくなりました。

  • kankoto さん

    一本の水平線がひかれる。たちまち卓上の世界が広がる。水丸さんの卓上に置かれた小物や果物、すっきりと描かれた色たち、くぐもったものは無い。 水丸さんのイラストを楽しむのはもちろん、綴られた言葉がまたとても良い。良いなあと思うものを書き写す。一番好きなの 『絶景ではなく、車窓の風景のような人間でいたい』p48

  • GO-FEET さん

    《私はイラストレーションを描く時にホリゾン(水平線)をよく使います。紙の上にホリゾンを一本引くと、絵に安定感が生まれるからです。ホリゾンを引くことで、例えばコーヒーカップはちゃんとテーブルの上に載っているイメージを出せるし、花瓶なら出窓の張り出しに飾られているイメージを出せる効果があるのです。そして、紙にホリゾンを引く時、なぜかいつも千倉の海の水平線が目に浮かぶのです。海は水平線があるから海としての存在感を表しているのだと思います。千倉の海は、私のイラストレーションの中でも脈々と息づいているのです。》

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人物・団体紹介

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安西水丸

1942年東京生まれ。日本大学芸術学部美術学科造形コース卒業。電通、ADAC(ニューヨーク)、平凡社を経て独立。雑誌「宝島」「ガロ」などに連載。79年に原田治、ペーター佐藤、秋山育、新谷雅弘と「パレットくらぶ」結成。広告、雑誌の表紙や挿絵、書籍の装画などで活躍のかたわら、小説、エッセイ、漫画、絵本も

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