スコットランド、一八〇三年 ワーズワス兄妹とコールリッジの旅

安藤潔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861105296
ISBN 10 : 4861105293
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
安藤潔 ,  
追加情報
:
198p;19

内容詳細

詩人ワーズワス、その妹ドロシー、コールリッジが旅したスコットランド。ドロシーの『旅行記』やコールリッジのノートブックを資料に、現地へも赴き三人の足取りを辿る。

目次 : 第1章 同行三人 ワーズワス兄妹とコールリッジの旅―ケジックからロッホ・ローモンド、トゥロサックスまで(旅立ちまで/ カーライル経由ボーダー越え ほか)/ 第2章 コールリッジのスコットランド一人旅(一人旅に至る経緯/ 一人旅―アロチャー、タルベットからグレンコー、バラチューリッシュ ほか)/ 第3章 ワーズワス兄妹の二人旅―アーガイル・アンド・ビュート以降のハイランズ(アロチャーからインヴェラレイ、キルチャーン城、ダルマリー/ ダルマリーからティニュイルト、アピン経由グレンコー ほか)/ 第4章 ワーズワスとスコットの出会い―スコットランド・ローランズ、一八〇三年九月(スターリングからエディンバラへ―旅を続けるワーズワス兄妹/ ロスリン/ラスウェイド―スコット宅訪問 ほか)

【著者紹介】
安藤潔 : 1951年岐阜県生まれ。南山大学文学部、同大学院文学研究科修了。純心女子短期大学(長崎市)専任講師、市邨学園短期大学(名古屋経済大学短大部)教授、ロンドン大学クイーン・メアリ・アンド・ウェストフィールド・コレッジ客員研究員、カリフォルニア大学バークリー校客員研究員等を経て、2002年博士(文学):南山大学文博乙第1号受領(対象論文「ブレイク・ワーズワス・コールリッジと一七九〇年代英国のフランス革命戦争」)。現在、関東学院大学国際文化学部、同大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 左近 さん

    ワーズワース兄妹とコールリッジのスコットランド旅行を辿る(コールリッジは途中から別行動)テーマとは直接関係ないのでサラリと触れるだけに留まっているが、犯人が処刑された結婚詐欺事件の詳細が気になる。コールリッジがアヘン中毒による幻覚や体調不良に悩まされながら、一日何十kmも歩いているのが凄い。さすが昔の人。そして、当時、ウォルター・スコットがまだ現役の判事として働いていたことに少し驚いた。何故か、もっと古い時代の人だと思い込んでいたので。

  • Risa Shimowada さん

    なんとも評価しにくい。ワーズワスの妹の手記を元に3人のスコットランド旅行の旅程をなぞっていく本だが、それ以上でもそれ以下でもない、としか言いようがない。学術論文だからか。 表紙の写真は綺麗だが、フォントがテプラのようで自費出版的な雰囲気を醸し出している。中身の地味さもそれに拍車をかける。かといって、つまらない本かと言えばそうでもなく。ただ彼らの旅をひたすら追うだけだが、悪くは無かった。まあ楽しく読めたが特に得るものも無い笑。ハイランドは行ってみたくなった。写真沢山だが白黒で小さくて分からないのが惜しい

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