安房直子

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本

なくしてしまった魔法の時間 安房直子コレクション

安房直子

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784035409106
ISBN 10 : 4035409103
フォーマット
：
本
出版社
：
偕成社
発行年月
：
2004年03月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
安房直子文, 北見葉胡 ,  
追加情報
:
２２ｃｍ,３３７ｐ

内容詳細

どうしても読みたいあの話…。「だれも知らない時間」「小さいやさしい右手」「北風のわすれたハンカチ」「空色のゆりいす」「赤いばらの橋」など、安房直子初期の短編集から１１編を収録。

【著者紹介】
安房直子 : １９４３年、東京に生まれる。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。「さんしょっ子」第三回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第十九回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第二十二回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第二十回野間児童文芸賞、『山の童話　風のローラースケート』第三回新美南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞等受賞作多数。１９９３年永眠（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • がらくたどん さん

    読了日：2023/01/12

    『光と窓』（カシワイ）を読みながら：久しぶりの安房さん。不思議な事ばかり起こるのに言葉が飛んだり捻じれたりせずにゆっくりと並んで繋がってゆくのでまだ言葉をたくさんは知らない子ども達でも絵が浮かぶそれこそ不思議な童話集。「きつねの窓」のキツネが染めてくれた指で作った窓から見える大切な景色の余韻。同じ「窓」でも「雪窓」は娘を亡くしたおじさんとタヌキの営む屋台のおでん屋。娘に似たお客の忘れ物を届けるために屋台を引いて雪山を超えて。もちろん山の中でも熱々おでんは大人気。寒い夜に楽しいお話。末尾に短いエッセイ付き。

  • はる さん

    読了日：2022/07/22

    再読。不思議で懐かしくて、そしてどこか哀しい。「きつねの窓」「さんしょっ子」「雪窓」など、安房さんの魅力が詰まった作品集。安房さんの作品は時々凄く読みたくなります。行間に漂う切なさがたまらない。どの作品も何度か読みましたが、いつ読んでも変わらぬ瑞々しさ。エッセイが収録されているのも嬉しい。

  • はる さん

    読了日：2016/10/24

    不思議で懐かしくて、そしてどこか哀しい。「きつねの窓」「さんしょっ子」「雪窓」など、安房さんの魅力が詰まった作品集。安房さんの作品は時々凄く読みたくなります。行間に漂う切なさがたまらない。どの作品も何度か読みましたが、いつ読んでも変わらぬ瑞々しさ。

  • caramel さん

    読了日：2022/12/13

    安房さんの世界がぎっしり詰まっていてどれも素敵でした。綺麗な情景が浮かんでくるようで、挿絵がなくてもイメージできる感じがして、まるで絵本を読んでいるよう。私は童話を沢山読んできたほうではないけれど、安房さんの世界に入り込んでいるときは特別な不思議な感覚になる気がします。やっぱり大好き。

  • 深青 さん

    読了日：2016/06/27

    これはまたいい!安房さんの短編童話が11話とエッセイが少し。どのお話も優しさとワクワクが詰まっているようで、どんどん読み進めてしまいました。優しいだけじゃなくて、ほろ苦さもしっかり入っていたなと思います。特に「空色のゆりいす」好きです。

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安房直子

東京都に生まれる。日本女子大学在学中より、山室静氏に師事。大学卒業後、同人誌『海賊』に参加。１９８２年、『遠い野ばらの村』（筑摩書房）で野間児童文芸賞、１９８５年、『風のローラースケート』（筑摩書房）で新美南吉児童文学賞、１９９１年、『花豆の煮えるまで』ひろすけ童話賞を受賞。１９９３年、肺炎により逝

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