もう一つの戦略教科書『戦争論』 中公新書ラクレ

守屋淳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121505880
ISBN 10 : 4121505883
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
289p;18

内容詳細

『孫子』と並ぶ歴史上最高の戦略教科書、それが『戦争論』だ。プロイセンの軍人クラウゼヴィッツが記したその内容は、レーニンや毛沢東はもちろん、アメリカをはじめとする各国軍事に影響を与え、現代もなお輝きを失わない。そこで内外の戦略書に精通する著者が、自著『わかる・使えるクラウゼヴィッツの戦略』をベースに『戦争論』のエッセンスを抽出。この本には、すべての「勝ち方の本質」が書かれている。

目次 : 第1章 争いの「本質」とは何か(「争い」の本質を見出したクラウゼヴィッツ/ 「本質」あってこそ「個物」がある)/ 第2章 天才の条件―争いで勝てる人とはどのような人なのか(「戦いの勝ち方の本質」ではなく「そもそもの争いの本質」/ 「天才」の登場)/ 第3章 戦争の「本質」とは何か―ただ勝てばいいわけではない(戦争には独自の本質がある/ 誰が本質をコントロールするのか)/ 第4章 戦闘での勝ち方(本質から導き出される勝ち方と、その問題点)/ 第5章 時代状況と理論(熱狂的な情熱をいかにして抜くか/ 民主化と宗教)

【著者紹介】
守屋淳著 : 1965年東京都生まれ。作家。中国古典研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるわか さん

    エスカレーションが争いの本質。資源の限界がエスカレートを阻害する。守りの強さが決着をつけにくくする。敵を深く引き入れる。先が読めるものと読めないものの見極め。人間は疲れる生き物。自信をもって決断する勇気。真実を感じ取る知性。強い意志が予想外を乗り越える。訓練によってパターン認識を磨く。自分の傾向を知る。心を波立たせない力。危機意識の重要さ。迷ったら最初の判断。抽象と具体の往復、創造力。多元連立方程式、考え尽くす。戦争と平和の循環。戦争は政治の一環でなければならない。軍事は手段だが暴走しやすい。

  • horabook さん

    ★★★☆☆:難解だと言われるクラウゼヴィッツの「戦争論」をわかりやすく解説したもの。確かに引用されている部分だけみてもさっぱり意味がわからない。「孫子」が相手を騙して有利にことを進めようとするのに対し、「戦争論」は数と力で押し切る戦い方。戦いを生きるか死ぬかの一度きりのものとみるか、平和と戦争の繰り返しとみるかという捉え方の違いが背景にあるとのこと。なるほど。

  • エルウッド さん

    これは、軍人カール·フォン·クラウゼヴィッツが書いた『戦争論』を解説した本です。 『戦争論』は、クラウゼヴィッツが、当時の英雄ナポレオンに敗北した経験をバネに、戦争の本質を自分なりに分析して書いたそうです。 内容は、書名の通り、戦争に関する内容ではありますが、ビジネス等にも共通するとして、影響を受けている人は多いようです。 私も、『戦争論』を読んでみましたが、文体が硬いので、解説本から入る事にしました。

  • 史 さん

    引用は良かったのだけれども、解説がなんか俗っぽくて……。

  • kuro さん

    読んで良かったし、買って手元に置きたくなる本。東の孫子、西のクラウセヴィッツのクラウセヴィッツ『戦争論』を分かりやすく解説した1冊。たとえ話が分かりやすく、難しいと言われても『戦争論』に挑戦してみたくなった。

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