他力の哲学 赦し・ほどこし・往生

守中高明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309249001
ISBN 10 : 4309249000
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;20

内容詳細

浄土は、いま、どこにあるか。世界のリアルな非惨の数々を前にして、私たちが往き、生まれ、生まれ続けるべき浄土は、いま、どこにあるか。法然、親鸞、一遍における熾烈な信仰の生成を生/死を超える万人救済の教えとして徹底的に問い直し“他力”の思考と実践をその現代性を鳴り響かせつつ甦らせる―詩人思想家がその生のすべてを賭けた「廻心」の書。

目次 : 序 ふたたび祈りの姿勢をとるために―あるいは遅れてきた至急便/ 第1部 「他力」という力(法然の革命―人民のための浄土/ 親鸞の闘い―マイノリティへの生成変化)/ 第2部 「赦し」とはなにか(「汝、赦されてあり」―大慈悲の力/ 赦し得ぬものを赦すこと―「悪人正機説」の過去と未来)/ 第3部 「ほどこし」という行為(一遍の実践―捨てること、与えること/ 「遊行」とはなにか―「一声」から集団編成へ)/ 第4部 「往生」とはなにか(有限性の問い―源信、ハイデガー、そして法然/ 現世において生/死を超える―称名念仏の刻)

【著者紹介】
守中高明 : 1960年東京生まれ。早稲田大学法学学術院教授。浄土宗・専念寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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