ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン II 電撃文庫

宇野朴人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048869881
ISBN 10 : 4048869884
フォーマット
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
 竜徹
追加情報
:
312p;15

内容詳細

のちに名将と呼ばれる少年──彼の困難な旅が、ついに始まった

より多くの実戦経験を積むため、北域へと遠征することになる帝国騎士イクタたち。

目指すは、カトヴァーナ帝国九百年の歴史において、一度も外敵の侵入を許したことのない大アラファトラ山脈に守られた軍事拠点、北域鎮台。野盗の相手と山岳民族「シナーク族」の監視以外は総じて暇な部署だと噂される、帝国最北の基地だった。

しかし、どこか訓練気分の彼らを待ち受けていたものは、想像以上に過酷で壮絶な――そう、本物の戦場だった……。

話題の本格派ファンタジー戦記、待望の第2巻が登場!巨大帝国の運命を握るイクタ准尉、その瞳に映るものは!?

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読書メーターレビュー

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  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    戦記ものです。今回も容赦なしです。戦記ものですから。敵も味方も平等に死んでいく。だって特別扱いのない戦争だから。助けられなかった命があって、間に合った命があって。カンナが中盤でいっくんをこの人は子供なんだ、と評するシーンがすごく好き。そう、まだ十代の子供なんです。幾ら策士でも、名指揮官でも。その柔らかい部分が折れませんように。頑なに閉ざしてしまいませんように。幾つもの死を悼み続け、なれどそれに挫けませんように。ヤトリやマシューを始めとする仲間達が守ってあげられますように。仲間達を守ってあげられますように。

  • Yobata さん

    帝国騎士となったイクタ達は実戦経験を積むため、北域鎮台へ。そこは大山脈に守られ暇だと噂される基地だったが、北方民族のシナーク族との火種が燻っていて…。カトヴァーナ北域動乱編。キャラ,世界設定の説明も終わり本格的に戦記ものへ。イクタの練る戦略として見るのは面白いけど、読むの結構辛いなこれ…。長らく腐った帝国の上層部には腐った人材がほとんどでそのシワ寄せは下の者に…北の地で新たな科学の徒であるカンナと出会えたのに、そんな結末とは…。現実の戦場ではそれが当たり前なんだろうけど、やはり死に別れはきつい…。今回の→

  • 中性色 さん

    表紙に出てる割には殿下の出番少ないな。しかし前に読んだ本の感想から組織論を借りてくるならば、上に限って無能な働き者多すぎないか。なまじっかイクタを名将として描く作品だからこそ、対比としてもちょっととなってしまう。カンナに関してはあえて殺すなら先延ばしにして積ませるかと思ったけど、あっさりだな。読み応えは確かにあるけれど、イクタの出番が多くなる次でうまく回収できるのかな。個人的にはハロとカンナが好み。

  • 異世界西郷さん さん

    「真に恐ろしきは、有能な敵ではなく無能な味方」という言葉を聞いたことがありますが、今回は正にそれを地で行く展開だったと思います。もっとも、イクタ達を際立たせる為にしてはやり過ぎな感も否めませんが。カンナは今後も絡んでくれば良いキャラに成り得たと思うのですが残念です。戦争は非情で無情なものです。ナナク達の誇りを汚す帝国側の所業も読んでいて思わず顔をしかめてしまいました。藪をつついたら蛇が出てきたのでそれを退治したら、今度は恐竜が出てきたような終わり方に次が気になって仕方ありません。

  • よっち さん

    実地研修的な目的で向かった北域鎮台で起こった、弾圧され続けていた山岳民族シナーク族の鎮圧戦。戦略の失敗から泥沼の消耗戦となり、面々はいつの間にか後方から前線に押し出される羽目に。うまく部隊の指揮権を手放さなかったことで、イクタの采配が何度も窮地を救うわけですが、そんな彼ですら救えないものがあるのは仕方ないんですよね。厳しい現実に直面しながらも、彼らは自分たちにできることを精一杯頑張っていたと思いますが、疲弊した彼らに新たな脅威が。次巻はもっと窮地に追い込まれそうで、どうなってしまうのか気になります。

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宇野朴人

ライトノベル作家。1988年生まれ。弘前大学在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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