岩波講座計算科学 別巻 スーパーコンピュータ

宇川彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000113076
ISBN 10 : 4000113070
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
追加情報
:
204p 19cm(B6)

内容詳細

計算科学はコンピュータとともに発展してきた。科学技術計算を主目的とする大規模で超高速なコンピュータはスーパーコンピュータと呼ばれ、その象徴である。本書はコンピュータの基本原理から、演算能力の高速化手法、並列プログラミング、最新の技術動向や今後の課題までをわかりやすく解説し、その可能性を考える。

目次 : 第1章 コンピュータの基本原理(データの表現と計算誤差/ フォン・ノイマン型コンピュータ ほか)/ 第2章 スーパーコンピュータの高速化手法(性能指標/ メモリシステム ほか)/ 第3章 スーパーコンピュータをどう活用するか(何をプログラミングするのか/ 並列化と並列プログラミングの基本 ほか)/ 第4章 スパコンの進化とエクサフロップスに向けた今後の課題(スパコンの性能向上とその歴史/ エクサへの道と技術的な「壁」 ほか)

【著者紹介】
小柳義夫 : 神戸大学大学院システム情報学研究科特命教授

中村宏 (ファイナンシャルプランナー) : 東京大学大学院情報理工学系研究科教授

佐藤三久 : 筑波大学システム情報系教授

松岡聡 : 東京工業大学大学院情報理工学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • デコボコ さん

    OpenMPの簡潔な解説が目に留まったので読みました。けれど、forループが入れ子になってるときにどうすればよいかは分からなかった… 自分で手を動かさないと

  • ななみ さん

    現代社会を支える縁の下の力持ち、スーパーコンピュータを技術的に解説した本。単に計算を速くするだけではスパコン全体の性能は上がらないこと。解くべき問題によって求められるスパコンが全く違うこと。いくつもの形式が切磋琢磨して全体の水準が上がっていくこと。考えてみれば当たり前のことでもきちんと理解するのは難しい、そんなことを考える助けとなる一冊。最後の章は今後のスパコンが直面するあまりに厳しい状況が語られていて興味深い。こういう話で闘志が湧く人は技術者向き、萎える人は評論家向きかもw

  • disktnk さん

    大学の教科書のような佇まいだけど,2進法や倍数精度表現等の基礎から入り,スパコンで使用されている高速化技術,とくに並列演算技術について平易な部分から解説されており,そこまで敷居は高くなかった.スパコンといっても結局はCPU(最近だとGPU)のコアをどれだけ効率的に使うかという話であり,マルチコアや共有メモリ,省電力化などがトピックであって,スパコンに限らず処理演算の高速化に腐心している人には有意義な本だと思う.

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宇川彰

筑波大学数理物質系(計算科学研究センター)教授

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