今夜、ロマンス劇場で 集英社文庫

宇山佳佑

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087456813
ISBN 10 : 4087456811
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
240p;16

内容詳細

映画監督を夢見る青年・健司は、ある嵐の夜、行きつけの映画館・ロマンス劇場で一人の女性と出会う。彼女は健司がずっと憧れていた映画のなかのお姫様・美雪だった!モノクロ映画の世界から飛び出した美雪は、カラフルな現実の世界に興味津々で、わがままな彼女に健司は振り回されてばかり。共に過ごすうち、惹かれあうふたりだが、美雪には秘密があった…。極上のラブストーリー。

【著者紹介】
宇山佳佑 : 1983年生まれ。神奈川県出身。脚本家。ドラマ『信長協奏曲』などの脚本を執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chiru さん

    スクリーンから飛びだしてきたモノクロのお姫様と助監督の青年との恋物語。いい意味で予想を裏切られた!と思う物語でした。銀幕のお姫様“美雪”に恋した健司の前に、本人が現れた!騒動を起こしながらも、少しずつ心を通わせる二人。しかし彼女には、12時で魔法が解けるシンデレラのように、切ない『秘密』があった…。逆らえない時間の流れに美雪の気持ちが痛いほど伝わって、エンディングは涙がとまらなくなる。そして、大好きな人に触れたくなりました。二人の選んだ物語の結末を鮮やかに彩る魔法が、どうか永遠に続きますように…。★4.5

  • kanegon69@凍結中 さん

    昭和の時代、まだテレビよりも映画が大衆の娯楽だった頃、映画作りに奔走する一人の若い助監督が本作の主役です。寝る間もなく映画作りに奔走する若者の唯一の楽しみはロマンス劇場で通常の上映の後、一人で古い廃棄予定の白黒映画を観ること。そこで出てくるあまりにも美しい姫に彼は恋をし、毎日ウットリ眺めている。逢ってみたい、一度でいいから、という強い願いがやがて現実に!後半は二人の切ない切ない愛情、葛藤、苦悩、決断、とてもとても暖かくて大きな愛情を感じます。あぁぁと唸ってしまうエンディング。思わず涙が頬を伝ってしまいます

  • Aya Murakami さん

    フユイチ 2018年の集大成 桜に続いてまたもや強大なハードル有りの甘酸っぱい恋愛もの。ヒロインは美しいながらもプライドの高い暴力女という描写で書き始められましたが読み進めるにつれてしっかりとした理由付けがされていました。同時にそれが今回のハードルがらみだということも。 舞台が町の小さな映画館という感じで設定されていたのですが、私の父世代くらいにはまだ健在な街の映画館だったようです。

  • やも さん

    映画監督に憧れる男が、画面越しに映画女優に恋をした。もし、その恋がリアルになったら…その恋に悲しい宿命がついてきたら…うぅ、何この設定。切なすぎるって😭男が過去を振り返る体で進む所も、切なさ倍増😭読みながら銀杏BOYZの駆け抜けて性春歌っちゃったよね。この歌、大好きなんだよね🥺🎤私はまぼろしなの あなたの夢の中にいるの 触れれば消えてしまうの それでも私を抱きしめて欲しいの  つよく つよく つよく…

  • ベイマックス さん

    映画をテレビ放映する当日に、BOOKOFFで見つけた。知らない作者だし、テレビ放映を見てみようかなと思っていなければ、手には取らなかっただろうな。軽い奇跡って感じで読んでみました。いやいや、後半、美雪が部屋を出て行ってからの展開は、涙ですよ。うんうん、感動しました。いい物語でした。◎テレビ放映は、読んでからと思い録画にしました。観るのが楽しみです。

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