戦後史の正体 1945‐2012 「戦後再発見」双書

孫崎享

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422300511
ISBN 10 : 4422300512
フォーマット
出版社
発行年月
2012年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
孫崎享 ,  
追加情報
:
386p;19

内容詳細

日本の戦後史は、アメリカからの圧力を前提に考察しなければ、その本質が見えてこない。元外務省・国際情報局長という日本のインテリジェンス(諜報)部門のトップで、「日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家」と呼ばれる著者が、これまでのタブーを破り、日米関係と戦後70年の真実について語る。

【著者紹介】
孫崎享 : 1943年生まれ。1966年、東京大学法学部中退、外務省入省。駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使をへて、2009年まで防衛大学校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • AICHAN さん

    図書館本。太平洋戦争後の日本の歴史をまとめた本。元外務官僚で『Twitter』で有名な孫崎亨さんの著書。米国からの圧力を軸に日本の戦後史を読み解いている好著。少しも難解ではなく、平易な文章で表現もわかりやすい。「日本には日本独自の価値がある。それは米国と必ずしも一緒ではない。力の強い米国に対して、どこまで自分の価値を貫けるか、それが外交だ」と考える孫崎さんの視点から見た戦後史はこれまでにない日本戦後史かもしれない。戦争に負け、反共の防波堤になった日本は米国の支配から逃れられないことがよくわかった。(続く)

  • とくけんちょ さん

    今までの日本近代史の常識がことごとく覆される。思い返せば、アメリカファースト、そんな当たり前のことにトランプさんが大統領になるまで見えないフリをしていた。日本はアメリカに心までコントロールされている。日常生活、特に仕事において、いい人だけでは話にならない。人はモノ言うことから、逃げてはいけない。読みやすく、勉強になりました。

  • よこしま さん

    おそらくアべはこの加計学園問題があっても、米国にとっては利用価値があるので当面は護られるであろう。◆今更ながら再読です。トランプの自国第一主義、アべの対米追従を再考するにあたっては基本となる一冊でして。◆今までも対米追従と自立の路線が内閣によって交互でしたが、軍事面においては小泉が政権を取るまでは追従派も慎重でした。今の狂い方は本に上げられないのでは。◆“短命な内閣≒無能”とは必ずしも成り立たず、米国によってクビを切られているだけ。

  • Willie the Wildcat さん

    米国外交。自主vs.米国追随。両者の是非はともかく、時勢を考慮した交渉戦術は当然。国益を念頭にいれた一貫性は期待したい。それ故、「行政協定」と「プラザ合意」は常に疑問。これらの結果が(時勢を踏まえた上でも)妥当な交渉結果の落とし所だったのか、納得感がない。降伏、終戦、そして独立。これらの意味。特に、独立国家とはどうあるべきか・・・。自尊心・軸を問われている気がする。歴代首相の立ち居地と、結果の視点での戦後史。興味深い。

  • omatsu さん

    今年一番の衝撃を受けた内容の本。戦後の日本の政治を考える上で、不可思議なことが沢山あるが、このアメリカ様からの圧力を理解しないとなにも分らない。非常に勉強になった!面白かったです。

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人物・団体紹介

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孫崎享

1943年、旧満州生まれ。東京大学法学部を中退後、外務省に入省。英国、ソ連、イラク、カナダに駐在。駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学校教授などを歴任。現在、東アジア共同体研究所所長。主な著書『戦後史の正体』(22万部のベストセラー。創元社)、『日本外交 現場からの証言』(山本

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  • 作成者:望月ハルヒさん