“手”をめぐる四百字 文字は人なり、手は人生なり

季刊「銀花」編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784579304172
ISBN 10 : 4579304179
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,130p

内容詳細

合掌、手が誘う笑い、父のにぎりこぶし、母の手、指先の美学…。手の宇宙について想いをめぐらせた50人の肉筆原稿から、書き手の息づかいが聞こえ、生きる姿が現れる。季刊「銀花」の連載を単行本化。

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読書メーターレビュー

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  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️新也さんが載っていたので、読みました。『手』に関するお話を直筆手書きで四百字詰め原稿用紙1枚書いて貰う企画の様です。51人の各界の著名人がそれぞれ味のある風情を競っています。美しい字の人、威厳のある字の人、間違いの多い人、難読な人、上手くまとまっている人。なかなか面白い試みだと思いました。好きな作家の直筆がみつかるかも。

  • ブルーハート さん

    変な本を読み始めた。130ページほどの薄い本だ。写真も多いし、活字も大きい。だが大変読み難い。ああ、こんなに読み難かったのねとつくづく思う。そうなのだ。50人がそれぞれに”手”を巡ってその想いを400字原稿用紙に綴った手跡がそのまま本になっているのだ。これだけで編集者の心意気が伝わるというものだ。手書き文字には人を寄せ付けない気難しさがある。だがそれがまた魅力でもある。50人の手跡をじっくり見てみようじゃないの。爪弾きされるか、手招きされるかは読んでからのお楽しみ!

  • ありんこ さん

    肉筆の原稿で、それぞれ使っている筆記用具も原稿用紙も書くスタイルも違う。それだけでも一人一人の「手」が違うことを証明している。白洲正子さんの「合掌」の話、出久根達郎さんの「手形」の話、岸田今日子さんの「男の手」の話がよかった。

  • ダンスにホン!ころりん さん

    20070122第1刷発行 季刊「銀花」百号を迎えたときに連載始まる。130320読了 50人もの著名人の肉筆原稿が語りかけてくる迫力に圧倒された。一章手を合せる 二章おしゃべりな手 三章傷めた手 四章こぶし 五章六十の手習い 六章触れる あがた森魚さんの「はんかしい気持ち」広隆寺 弥勒菩薩、沈思黙想する人類への憧憬を記した稲垣足穂「弥勒」みたい(一章) 出久根達郎さんのキッスも好き(二章) 柳美里さん「生まれ落ちる瞬間。生き物のなかで手で受け止められるのは人間だけだろう」にドキッ

  • 白い雲。。 さん

    Tさん蔵書、押し貸し。それぞれの業界で活躍された方々の手書き原稿が面白い。その人らしさが現れる文や意外性のある内容もさることながら、筆記具や原稿用紙のこだわりが興味深い。「文字は人なり、手は人生なり」

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