新選組挽歌 鴨川物語 中公文庫

子母澤寛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122064089
ISBN 10 : 4122064082
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
495p;16

内容詳細

時は幕末。天誅と称する血腥い殺人が公然と行われ、京の風雲はいよいよ急を告げていた。鴨川の三条河原で髪結床を構える三兄弟の眼前でも、勤王志士と新選組との死闘が繰り広げられる。そして彼らに関わる遊女や目明かしたちの命も激動する時代に翻弄され…。「新選組三部作」の外伝ともいうべき、動乱の京の生と死を描く幕末絵巻。

【著者紹介】
子母沢寛 : 明治25年(1892)、北海道生れ。本名、梅谷松太郎。明治大学法学部卒。新聞記者を経て文筆業に。昭和37年に菊池寛賞受賞。昭和43年(1968)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    来年、明治150年らしい。昭和さえ遠く感じられる今日、幕末といえばやはり『新選組』だ!多方面からの語りが、淡々と彼らとその時代を描いている。色んな作家が色んな切り口で新選組を書いているので、多少の思い入れはある。誰が好みかは別れるところだろう。ただ、今作は沖田総司はあまり出てこないので、ファンには寂しいところか。私は時々思う。本当に存在していたのだろうかーと忠臣蔵にしてもそうなのだが、どうしても日本人の心をくすぐる存在なのだ。短期間だったのに、浅黄色のだんだら模様を見ると心は躍る。

  • 優希 さん

    面白かったです。血腥い殺人が公然と行われる時代に颯爽と現れた新選組。京の都で剣を振るう姿を想像するだけで惹かれずにはいられない存在。長編小説でありながら色々な視点が絡み合い、女性から見た幕末の絵も見られるのが興味深かったです。動乱の京の生と死が鮮やかなのも印象的でした。浅黄色の羽織、新選組と関わる志士たちの姿が目に浮かびます。幕末といえば新選組であり、ファンであるということを改めて再認識したような気がしました。

  • こばまり さん

    謂わばスピンオフとして始まった新聞連載が、筆者の全集発刊と司馬遼太郎「新選組血風録」の連載開始を機に舵を切り、隊士達に主役の座を明け渡す様は亡霊が蘇るようで楽しい。談志師匠の「新選組物は子母澤寛」に倣い読了。鄙びた味わいがよかった。

  • Die-Go さん

    『新選組三部作』の子母澤寛による、新選組外伝。新選組に限らず、様々な視点から幕末の人間模様を描いている。少々古くさい語り口が時代を感じさせる。狂言回しになると思われた髪結い三兄弟が思ったより活躍しなかった。★★★☆☆

  • かめゆき3 さん

    新選組は大好きなので関連本はたくさん読んでいますが、今までのとちょっと違う感じでした。こちらが原点なのですよね。 映画ももうすぐ公開ですし、楽しみです。

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