伊藤一刀斎 下 徳間文庫

好村兼一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198939663
ISBN 10 : 4198939667
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
507p;15

内容詳細

「一刀流」開祖・伊藤一刀斎は天下一への道をどのように辿ったのか。剣道最高位を取得した著者による、あたらなる剣聖伝説!

【著者紹介】
好村兼一 : 1949年東京都生まれ。東京大学在学中に全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、以後、フランスで剣道指導に携わる。剣道八段、パリ在住。2007年に『侍の翼』で鮮烈なデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • タカシール さん

    読み応え満点の時代小説でした。主人公・一刀斎はもちろん、登場人物は皆魅力的。兵法天下一とはどういうことなのか。強さを極めた者の懊悩も見事に描ききっています。上巻、下巻通じて立ち合い(試合、決闘)の描写がすばらしかったです。

  • てんぱい さん

    釈然としないものが残った。残っている記録が少ないとはいえ、作者の作り出したプロットに無理があるように思える。特に家族の件とその後の事。これが伊東一刀斎の物語ではなく、オリジナルの剣豪小説だったらもっと別な感想も出てきたはず。

  • 旗本多忙 さん

    これも昔の既読。著者は剣道の大家であり相応しい剣豪小説だと感じた。武蔵を読めば剣聖と感じ、一刀斎を読めば剣聖と感じる?また愛洲移香斎、松本備前守、上泉伊勢守信綱、柳生石舟斎などは雲の上的存在。ただ強いだけのがむしゃらな一刀斎という感じがしたので、やはり剣聖とは考えたくないですね(笑)吉村さんは愛洲移香斎も書いてますが、わたくし的には一刀斎より好きです。

  • Mikey さん

    中々の長編だったが伊藤一刀斎の生涯として著者が創造力豊かに描いており楽しく読めた。史実で曖昧な所を辻褄を合わせながら、これ程の長編を描くには調査力、創造力が尋常ではない。やはり一刀流の流れを組む現代剣道を極めている著者だからだろうか。至福を味わった。

  • うたまる さん

    「本源は一刀。この剣理を決して忘れるな。一刀が万刀に化し、万刀は一刀に帰するのだ」……下巻は期待通り回国修行先での仕合いが読み処。エンタメを効かせ宮本武蔵の親父や佐々木小次郎まで登場させ、盛って盛っての豪華な創作を愉しんだ。で、気になっていた剣術以外の描写がやっぱ物足りなかった。特に人物造形が浅いところ。一刀斎は立ち合いで何人も斬り殺してきてるのに、暗さや重さが全く滲んでこない。20歳から40過ぎまでを描いているのに、老成も円熟も感じられない。何かさ、ずっと高校生が部活を頑張っているように見えたんだよね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品