誘拐山脈 祥伝社文庫

太田蘭三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396327446
ISBN 10 : 4396327447
フォーマット
出版社
発行年月
2000年02月
日本
追加情報
:
16cm,395p

内容詳細

「まるで山の通り魔だ」奥只見署の小野塚刑事は呟いた。福島の道行沢で発見された刺殺体。被害者の住む寒村に容疑者は皆無、捜査は難航を極めた。一方、その直後、東京で経団連会頭が誘拐され、犯人グループは三億円を要求。受け渡し場所に道行沢付近の会津・田代山頂を指定した!小野塚の脳裏に、あの刺殺体が甦る…。殺人と誘拐が交錯する山岳推理の傑作!長編推理小説。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヨーコ・オクダ さん

    営利誘拐といえば、リアルな事件捜査上でも、小説やドラマ上の事件でも、身代金の受け渡しがネックとなるのは大勢の人が知っているわけやけど、この作品では「山」を利用して成功するんよねー。でも、最後まで誘拐犯たちの思い通りに行くわけではなく、山で起きた未解決の殺人事件と絡み出し、ジワジワとそれぞれの事件背景が明らかになっていく。東京の誘拐と詐欺、会津の山奥の殺人と身代金強奪…7人のチームを組み、誘拐を企てた謎の美女の正体は?リーダー役に抜擢された理系オーバードクターの本心は??登山の趣味がなくても楽しめる。

  • k-katayama さん

    ずいぶん前に購入し、一度は読んだ本だったのですが、改めて本棚から引き出して再読。内容もすっかり忘れていたので、新しく読んだのと同じ感覚でした。誘拐事件でありながら、誘拐者のリーダーと被誘拐者の大物との人間対人間の対峙がとても爽やかであったのは意外な展開でした。人間としての矜持をきちんと保ち、節度ある接し方をする誘拐犯のリーダーの人間性が、犯罪を別のもにし、殺人犯を追い詰めていく展開と交差していく構想が、非常にユニークな作品でした。たのしく読めました。

  • タカシ さん

    経団連会頭の誘拐事件が発生、身代金の受け渡しは会津田代の山頂だったが…。序盤の仲間集めの話は無理があったけど面白かった。山頂での身代金のアイデアは良かったけど、途中からは盛り上がりに掛けたかな。

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人物・団体紹介

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太田蘭三

1929年、三重県生まれ。中央大学法学部卒業後、同人誌「新表現」を経て、1956年、時代小説でデビュー。2012年10月逝去。享年83(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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