黄金蝶ひとり ミステリーランド

太田忠司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062705684
ISBN 10 : 4062705680
フォーマット
出版社
発行年月
2004年01月
日本
追加情報
:
19cm,312p

内容詳細

5年生の夏休み、洸は祖父の住む茶木村で過ごすことに。自然豊かな村には、山を守る“テツ”がいるという。茶木牧場&白木万能学研究所なる看板を掲げた祖父は、村民から尊敬されていたが、何か秘密がありそうで…。

【著者紹介】
太田忠司 : 1959年名古屋市生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒。1981年、星新一ショートショートコンテストで「帰郷」が優秀作に選ばれ、90年、『僕の殺人』で長編デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    自然保護と開発のせめぎあいは、今に始まったことではないけれど、きっとどこかで繰り返されているんだろうなぁ。ここでは明らかに悪役をつとめる人物がいるけれど、現実は、私たち自身が破壊に加担する場面が多いだろう。用心したいところ。ミステリというか、昔の少年ドラマシリーズのような感触。メタ・ミステリ的な趣向は珍しくないけれど、あらかじめヒントを出しておいたというのとは、ちょっと違うんじゃないかな。テツと洸の、ちょっといい物語。この作品もまた、夏休みの話。ジュブナイル小説と夏休みは、もうすっかり定番という気がする。

  • junkty@灯れ松明の火 さん

    1人ミステリーランド祭開催中!初太田忠司作品でしたが、面白かった!悪人から村の秘密を守る洸とテツの一夏の冒険譚。淋しさの漂うタイトルとは違い、暖かいラストが素晴らしかった。冒頭の謎も解決してスッキリした読後感…じゃな〜い!最後の最後でまた謎残して〜!楽しくなっちゃうじゃないですか♪本から本へ繋がる楽しさも味わえる、1冊て2度美味しい本です。ポオの方も読まねば〜♪

  • 白い風 さん

    ★★☆先月恩田陸さんの「七月」「八月」を読んだので久し振りに過去の”ミステリーランド”を読みました。 太田忠司さんの作品が初めてだったので作風が分かりませんが、SFタッチの作品でしたね。 冒頭の「この本を書いたのは、誰か?」は楽しめました! 逆にあとがきにあったポオ(エドガー・アラン・ポー)の暗号を子供に勧めるのは如何なものかと思う。 古典の名作だけど・・・ハードル高くない!? 大人でも暗号の高等技術だと思うな(少なくとも私には(笑))

  • naminnie さん

    作家の持つ想像力って、ホントに面白くて凄いなぁ、と改めて感じた一冊。爽やかで優しくて、でも、ちゃんと「悪」もある、王道ミステリーランド!でした。

  • あおさわ さん

    少年の夏の冒険。都会っ子が田舎で成長していく姿はやはり感動します。おじいさんもカッコいい。1人罪と秘密を抱き村に尽くした祖父。その祖父と、少年と、もうひとりの新たな出会い。襲う悪意、そして幻想的な秘密。眩しい少年時代がここにあります。ラストに語り部のちょっとした秘密が明かされ、微笑まずには居られません。

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人物・団体紹介

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太田忠司

1959年愛知県生まれ。大学時代「帰郷」で星新一ショートショートコンテスト優秀作を受賞。1990年『僕の殺人』で作家デビュー。趣向を凝らしたトリックミステリーを多数執筆。ホラー・SFにも造詣が深い。2004年『黄金蝶ひとり』で第21回うつのみやこども賞、10年『月読』で第6回酒飲み書店員大賞を受賞。

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