図説 宮澤賢治 ちくま学芸文庫

天沢退二郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480093776
ISBN 10 : 448009377X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,254p 図版16p

内容詳細

いまなお人々を魅了してやまない数々の童話や詩を生んだ宮澤賢治。肖像写真や、人々との交流を物語る手紙、推敲の過程が克明に残る自筆原稿やメモなど、約250点の貴重な写真と資料で、その生い立ちから、早すぎる死までを辿る。多感な少年時代、驚異に満ちた創作に励みながら、豊かな教育活動を展開した教師時代、使命感に突き動かされて、農村に身を捧げた羅須地人協会時代、そして闘病、再起して砕石工場技師としての仕事に取り組むが、再び病床に臥した晩年。写真・図版資料と、第一線で活躍する賢治研究者たちによるキャプションが、賢治の短くも烈しい生涯と、知られざる素顔を照らし出す。

目次 : 第1章 幼少年時代―一八九六年‐一九一五年(明治二十九年‐大正四年)(宮澤家の人びと/ 生い立ち ほか)/ 第2章 盛岡高等農林学校時代―一九一五年‐一九二一年(大正四年‐大正十年)(高等学校生活/ 学友たち ほか)/ 第3章 花巻農学校教師時代―一九二一年‐一九二六年(大正十年‐大正十五年)(教師生活と創作活動/ 賢治に影響を与えた人びと―妹トシ/タゴール/アインシュタイン ほか)/ 第4章 羅須地人協会活動と“疾中”―一九二六年‐一九三〇年(大正十五年‐昭和五年)(農への志/ 音楽とエスペラント ほか)/ 第5章 東北砕石工場技師時代―一九三〇年‐一九三三年(昭和五年‐昭和八年)(工場でのとりくみ/ 浮世絵への関心 ほか)

【著者紹介】
天沢退二郎 : 1936年生まれ。詩人、フランス文学者。宮澤賢治研究でも知られる

栗原敦 : 1946年生まれ。実践女子大学文学部教授。専門は日本近代文学

杉浦静 : 1952年生まれ。大妻女子大学文学部教授、宮沢賢治学会イーハトーブセンター代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • takao さん

    ふむ

  • 鈴木貴博 さん

    宮沢賢治記念館で購入。生涯に関する解説は簡潔だが、各段階における賢治の写真や原稿の写真、その他興味深い資料が多い。あと、研究者のテーマを絞った論攷がいくつか。作品の整理、作品史の研究の苦労と喜びを垣間見る。

  • マウンテンゴリラ さん

    宮沢賢治の思想や生き方に関しては、どちらかと言えば柔和で穏やかであると印象が強かったが、本書を通して、激しさや苦悩といった面、作品形成に関しても、野心的な構想があったことなどが窺えた。これらのことは、掲載されている資料、特に草稿における筆跡の乱れや推敲の激しさからも感じれた。私自身の先の印象は、賢治作品について、これまで童話中心に接してきたせいもあるのだろうが、そこにおいても、神秘性や言い様のない切なさ、時には残酷さが感じられるのも、自分自身および人間の闇の深さを探求し、苦悩したゆえであったかもしれない。

  • chiko さん

    今まで多量の賢治にまつわる本を読んできたけど、その中で見た事ない図や写真数点あり。でも文庫本なのにちょっと高すぎ。(笑)

  • たけぽん さん

    自筆の、校正だらけの原稿や水彩画(カラー口絵で掲載)が良いと思います。やはりお値段が気になる所。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

天沢退二郎

1936年生。東京大学在学中に第一詩集『道道』を刊行し、1964年、渡辺武信、鈴木志郎康らと同人誌「凶区」を創刊。フランス文学の研究者であると同時に、宮沢賢治全集の編集・校訂など賢治研究でも知られる。詩集に『朝の河』『時間錯誤』『目に見えぬものたち』(藤村記念歴程賞)『“地獄”にて』(高見順賞)『幽

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品