ジャーナリズムの現場から 講談社現代新書

大鹿靖明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062882767
ISBN 10 : 4062882760
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
349p;18

内容詳細

第一線ジャーナリスト10人が語ったプロフェッショナルの流儀。ヤング・パーソンズ・ガイド。バックグラウンドも専門分野も違う10氏だが、意外にも方法論に一定の共通要素がある。

目次 : 第1章 命がけの探検取材から見えてくる「真実」―角幡唯介(ノンフィクション作家/探検家)/ 第2章 経済ジャーナリストとしての矜持―高橋篤史(ジャーナリスト)/ 第3章 現実主義に立って、論を説く―長谷川幸洋(東京新聞論説副主幹)/ 第4章 タブーに果敢に挑んでこその週刊誌ジャーナリズム―安田浩一(ジャーナリスト)/ 第5章 取材相手に無理強いしない「一緒に考える」という立ち位置―大治朋子(毎日新聞エルサレム支局長)/ 第6章 腕利き社会部記者の「美学」とセカンドライフ―坂上遼(小俣一平)(探訪記者)/ 第7章 生活と作品が連動、子育てと家族の問題を追いかける―杉山春(ルポライター)/ 第8章 あえて歴史にこだわる理由を話そう―栗原俊雄(毎日新聞学芸部記者)/ 第9章 日経新聞社長と刺し違えたスクープ記者の「挽歌」―大塚将司(元日本経済新聞記者)/ 第10章 文字と放送二つの世界に生きる強い使命感が支える驚異の取材力―堀川惠子(ジャーナリスト)

【著者紹介】
大鹿靖明 : 1965年、東京生まれ。早稲田大学卒業。ジャーナリスト。『メルトダウン』(2012年、講談社)で第三四回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • びす男 さん

    新聞、雑誌、出版、テレビなどで活躍する10人と著者の対談を収めた一冊。組織ジャーナリズムの枠におさまらず活動を続ける気鋭のジャーナリストたちの問題意識、精神、努力などが存分に語られている。その言葉は彼らの痛烈な職業意識であるとともに、ジャーナリズム全体への諫言でもある。「付加価値さえあれは、世の中で必要とされるジャーナリストとして仕事はあるんです。逆に言えば、それがなかったら、あっという間に私の仕事はなくなります」。ジャーナリストの世界を知る上でもそれを目指す上でも大きな本だと言える。あとで書評かきます。

  • hatayan さん

    2014年刊。『メルトダウン』の大鹿靖明が角幡唯介、堀川惠子、栗原俊夫など気鋭のノンフィクション作家10名にインタビュー。 早稲田の先輩の高野秀行の作品に嫉妬したのが新聞社を辞める動機になったこと(角幡唯介)、社内で左遷されていたときに作家の腕を磨いたこと(長谷川幸洋)、師匠の佐野眞一に複雑な感情を持っていること(安田浩一)、死刑の取材をしていると公安にマークされるようになったこと(堀川惠子)。作品では語られないエピソードは読み手にはたまらない内容。 作家ごとにお勧めの作品を紹介されているのも良いです。

  • おさむ さん

    ノンフィクションにかかわる10人のジャーナリストへのインタビュー集。著作を読んだこともある人も多く、興味深い。インタビュアーの相手へのリスペクトが感じられる所に共感を覚えた。ノンフィクション逆風の時代だが、こうした人達が増えることに期待したい。

  • Miyako Hongo さん

    有名ジャーナリスト10人集めて、今時の若造への説教とお薦め本を語らせた本。私はこれをオタクの心得本として読みました。 □何かあった時反応する背骨を持て、世の中に必要とされる価値を生め、慮るな、社会からはじき出される者に注目せよ、体力限界までやれ...。先達からの助言はどの世界も共通なのかも。 □『今時の若いオタクはなっとらん』と愚痴った私を大爆笑してくださいました某さん、お元気かしら。

  • けんとまん1007 さん

    ネットの一般化に比して、いわゆるメデイアの御用化・横並化が酷くなってきていると捉えている。どのチャンネルも、新聞も雑誌も、特に全国版は同じで違いが見えない。そんな中でも、まだ、僅かだがジャーナリズムの精神と身体を持った人たちがいる。個人的に、どうしても故筑紫哲也さんの顔が浮かんでしまうので、その影響はあるのだろう。自分で企画し、自分の足で稼ぎ、自分で考える・・この3点に立脚する。これは、ジャーナリストに限らない視点であるとも思う。そんな眼を持ち続けたいと切実に思う。

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人物・団体紹介

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大鹿靖明

1965年、東京生まれ。早稲田大政治経済学部卒。88年、朝日新聞社入社。アエラ編集部などを経て現在、経済部記者。著書に第34回講談社ノンフィクション賞を受賞した『メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故』(講談社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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