非情の女豹 光文社文庫

大薮春彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334744335
ISBN 10 : 4334744338
フォーマット
出版社
発行年月
2008年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,389p

内容詳細

小島恵美子、通称エミー。ラテン系の血を引き、漆黒の髪と燃えるような瞳、褐色の肌を持つとびきりの美女だ。性格は残酷かつ非情―。大学講師を務める彼女の裏の顔は、ある国際秘密組織のエース。仕事は、法の手の届かぬ大物たちへの復讐などを請け負うことだ。時に篭絡し、拷問し、殺し…莫大な報酬を手にするのだ。女処刑人の凄絶な活躍を描く傑作アクション。

【著者紹介】
大藪春彦 : 1935年京城生まれ。早稲田大学教育学部中退。’58年、大学在学中に『野獣死すべし』でデビュー。江戸川乱歩に高く評価された。独特の乾いた文体、過激なアクション、銃や車の精密描写などで一躍人気作家に。日本のハードボイルド史に残の数多くの作品を書き上げている。’96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • drago @近隣の温泉銭湯巡回中。 さん

    大藪先生、やりたい放題。車、銃、変態性癖野郎のオンパレード。 ◆3短編。1話目:税金を食い物にする政治家&官僚を、悪人成敗組織のbPエージェント・小島恵美子(女豹)が豪快に切り捨てる。これはまだ読める。 ◆2話目:医者の変態一族。患者を騙して快楽殺人や屍姦など、滅茶苦茶で読むに堪えない…。 ◆気持ちが萎えた第3話:銀行強盗の偽装詐欺を女豹が追っているうちに、伊達邦彦に捕まり蹂躙されてしまう。第3話は本題そっちのけで、ここに焦点を絞って書いたとしか思えない。 ここだけは、私も歓喜! ☆☆☆

  • 志摩子さん さん

    主人公がハードな女性で、すごかったです。でも、最後の伊達邦彦さんの登場でとんでもないことに。実は伊達邦彦さんの出てくる作品はちゃんと読んでいないのですが……。

  • しゅえ さん

    著者初作品でこれを読んだのは正解だったのだろうか。そもそも何で読もうと思ったんだっけ。エロ、グロ、ガンアクションにカーチェイス、スパイものに出てきそうな内容が盛り沢山だった。変態野郎に食傷気味。これだけ無敵の女スパイが、ラストに出てきた伊達邦彦にはあっさり捕まるのはなんとも。「野獣死すべし」を読めということかな。

  • ヤジ さん

    やたら情景描写や車や銃の詳細が書かれておりマニアには良いかも知れませんが普通に読むには現実離れし過ぎてやたら拷問や人を殺すばかりでどうなんでしょうかね。

  • hiro.152 さん

    アクション小説のアクション部分を読み飛ばしたら、残りはエロ本だった。大薮春彦という人のハードな引き揚げ体験、極限状態を生き延びた後、人間性を失う体験の後に残った核は、性と暴力なのかも知れないと思うと、人間性を捨てなければ生き延びられなかったのだ、ということなのかも知れない。強くなければ生きて行けない、に特化。優しさがなければ??エンターテイメントとしては大変に楽しめた。けれど、薄い、もっと何かがあるはずだという物足りなさを感じもし、また、このヒロインはヒロインではなくてヒーローだな、とも。

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人物・団体紹介

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大薮春彦

1935年、ソウル生まれ。早稲田大学中退。「野獣死すべし」でデビューし、日本におけるハードボイルドの先駆者となる。著書は「蘇える金狼」「汚れた英雄」「傭兵たちの挽歌」「アスファルトの虎」など180冊を超え、映画化された作品も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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