宗教学 ブックガイドシリーズ

大田俊寛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784409001110
ISBN 10 : 4409001116
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
234p;20

内容詳細

オウム真理教事件の蹉跌を越えて、宗教について体系的に思考するための30冊。気鋭による渾身のガイド。

目次 : 第1部 祖先崇拝の論理/ 第2部 宗教の基礎理論/ 第3部 中世における政治と宗教/ 第4部 近代の国家・社会・宗教/ 第5部 個人心理と宗教/ 第6部 シャーマニズムの水脈/ 第7部 人格改造による全体主義的コミューンの形成/ 第8部 新興宗教・カルトの問題

【著者紹介】
大田俊寛 : 1974年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在は埼玉大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    信頼する若き宗教学者による30冊の名著ガイド。それぞれに簡単な要約がある。ちょっと読んで思うに、図書館で借りた本であるが手元に置いておきたいと感じた。宗教のみならず文化人類学や社会学やルポタージュなども網羅。ほかにコラムがあり、その一つ「キリスト教を理解するには」に3種類の文献が挙げられていた。「中世思想原典集成」全20巻 「キリスト教教父著作集」全22巻 「キリスト教古典叢書」全15巻 これらを参照すべしと。いや、ちょっと、ガチ過ぎ。

  • ステビア さん

    非常に高水準なブックガイドではなかろうか。入門書としても使えそう。的確な要約で勉強になった。最後に自分の本を挙げる心意気(?)も少し笑えるが良い。

  • ネコ虎 さん

    宗教学のブックガイドだが、宗教に関係するとは思えない広範囲な著作が選ばれている。既存の宗教紹介は少なく、前半は宗教の基礎理論と西欧の歴史の中での国家と宗教について、難解な著作も分かりやすく説いていく。後半は宗教現象というか個々人の自由をあるものに委ねてしまうような現象解読の書物を紹介していく。多重人格、無意識や死、シャーマニズムから全体主義、カリスマ、ヤマギシ会の洗脳、カルト、新興宗教、オウム真理教まで。宗教を狭く捉えていては理解が深まらないことがよく分かった。著者の大田俊寛氏は若いながら優秀な学者だ。

  • アルゴス さん

    「ブックガイドシリーズ―基本の30冊)」の宗教学バージョン。最初に著者の宗教論から始まるのはユニーク。著者の関心がカルト系にあるので、その他の分野の書物はその観点から評されることが多いが、それが逆に、アカデミズムの宗教学のガチガチなところをうまく払いのけている。理論、歴史、心理など、バランスのよい選書も特色。

  • JunTHR さん

    傑作『オウム真理教の精神史』の著者が書いたブックガイドということで、読んだが、がちだった。幅広く30冊の概要を、相変わらず鮮やかに要約して紹介。やはりロマン主義、全体主義、原理主義、オカルトなどへの言及も厚く、いくつも読みたくはなったのだが、原典はこうわかりやすいわけもなく躊躇する。

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